ススメ上手
昼休みの今。 同僚がアイスを買ってきました。 ※連続3日目です・・・。 同僚:「ジウ、何がいい?」 ジウ:「いらない。」 同僚:「どうして?食えよ。」 ジウ:「昨日もおとといも食べたから、今日はいらない。」 同僚:「昨日もおとといも食ったのと、今日食べないのと関係ないだろ。」 と言い、勝手にデスクに置いていきました。 ので、仕方なく食べています。 中国人の、 こういう分かりやすい、 ストレートな親切、 というか、食べ物をススメたりする行為、 ○相手の都合を考えない ○相手の希望を尊重しない などと思われがちですが、 実はそうではないと、僕は思っています。 ○食べ物をあげる または、 ○食べ物を分け与えて一緒に食べる という行為は彼らにとって「好意」の象徴とも言えるからです。 だから、彼らは、 例えば僕が食べ物を彼らに買ってきて、それをあげれば 「それが例え好きでないものでも(その気持ちが)嬉しい」 のです。(だそうです。) だからと言って、 ○きらいなものは食べる必要はない。 ですし、 ○食べたくないのに無理に食べる必要もありません。 同僚たちを見てても、 同僚A:「俺、いいや。」 同僚B:「私、それあまり好きじゃないからいらない。」 と普通に断り、あげる方もそれ以上無理強いはしていません。 ですが、ワタクシはいつも、その、うまい具合に断れません。 いつもこんな ↓具合です。 <ケースA> 同僚:「はい。これ、食べな。」 ジウ:「いい。それあまり好きじゃないから。」 同僚:「試してみなよー。これはうまいから!」 ジウ:「あ、う、うん。じゃあひとつだけ・・・。」 や、 <ケースB> 同僚:「はい、これ、あげる。」 ジウ:「いい。ありがとう。今お腹すいてないから。」 同僚:「じゃあ後で食べな。はい。もっとあげようか?はい。バラバラー(←デスクに置く音) 」 ジウ:「う、うん。あ、ありがとう・・・。」 でも、これは嫁にも言えます。 嫁もしょっちゅう僕にこういうことをしてきます。 でも、嫁なので、遠慮なく、 ジウ:「いらない!」 と言えるのですが、 よめ:「なんで。1つ食べて。早く。1つだけ食べなよ。ほら。」 と強引に言われるので、 ついイライラして、 ジウ:「いらないって言ってんじゃん!しつこい!」 と怒ってしまうことがあります。 そんなとき、嫁はとても悲しそうな表情をします。 そうなんです。 この、 ジウ:「いらない。」 と言って断られたときの顔は、面白いくらい同僚も友人たちもみんな、同じな気がします。 この顔を見ると、 ○どんなにお腹いっぱいでも、 ○あまり好きじゃないものでも、 ○衛生的によくないので、食べたくないと思ったときでも、 つい、食べてしまうんです。 と、そんなことを考えた、昼休みのひとときでした。 トホホ。 ↑あなたのワンクリックにより、ワタクシは自己満足にどっぷり浸れます。