本場の四川料理を食べた
昨日はご近所の双火花さんご一家に誘われ、同じくご近所のご夫婦と家族3組で、四川料理を食べに行って来ました。 この店は前から同僚が、 「北京で本場の四川料理を食べたいなら、ここしかない。」 と聞いていたので、一度は行ってみたいと思っていました。 四川省政府の北京出張所内にあるレストランで、よく分かりませんが、本場の四川省の人たちが行くし、四川省出身の同僚がウマイというのだから、間違いないのかな、と思っていました。 でも、中医の先生に、 「唐辛子の食べすぎはいけません。」 と言われており、最ずっと唐辛子を絶っており、なかなか行けませんでした。 最近腹の調子も良くなってきましたし、暑さで食欲が減退しているので辛いものがムショウに食べたくなってきたところでした。 双火花さん、ナイス・タイミングなお誘いでした。ありがとうございましたー。 四川料理といえば、日本でもポピュラーで、 「辛い中華料理=四川料理」 というイメージがありますが、 実は中国で辛い料理として有名なのは、湖南料理です。でも、その辛さの種類がちょっと異なっており、 ●四川料理→山椒と唐辛子の舌が痺れる辛さ ●湖南料理→単純に唐辛子のみの激辛 という感じです。 なので、辛いものが大好きという方は、是非湖南料理を食べてみてください。北京にも湖南料理のおいしい店はありますが、是非湖南省で食べてみてください。きっと想像を絶する辛さです。 自分は昔湖南省にいたことがあり、辛い物はそこで嫌というほど鍛えられました。が、四川料理の辛さはイマイチ慣れていません。 でも、MOTOさんのブログにも「本当においしい四川料理は辛くない」というのを見て、辛くない四川料理というのを楽しみにしていました。 ↑メニューが本格的です。薄いやつと上の分厚いメニューと2種類ありました。 オーダーは双火花さんにお任せしたので、 ↑水煮魚 ↑辛子鶏 ↑麻婆豆腐と口水鶏 などなど、四川料理の定番を頼みました。 これがですね。 本当にウマイっす。 最近入った店がことごとくハズレで、また、最近読んだ本のおかげで、外食恐怖症(というか中国食品恐怖症)になってしまってしまい、なかなか外食に行きたくなかったのですが、これは本当においしく、大満足です。 しかも、MOTOさんの言うとおり、全然辛くないです。 不思議だ。 こんなに唐辛子が入っているのに。 17時過ぎにお店に行ったのですが、ふと気がつくと満席になっていました。 20時過ぎに店を出たのですが、待っている人でロビーがごった返しでした。 この繁盛ぶりがこの店の味を物語ますね。 中国人も日本人もウマイもののためなら、並んで待つんですね。 入り口のカウンターに向日葵の種が置いてあり、待っている人が自由に食べれるようになっているのは中国らしかったです。 きっと日本人は静かに座って待っているでしょうが、中国人はワイワイガヤガヤ、向日葵の種を食いながら自由気ままに待っています。 同じ目的の為の行動でも、その行動にはお国の違いが出るんですね。 は、いいとして、この店、値段もそんな高くないですし、サービスもとてもよく、大満足です。 高級店ではないので、店のつくりは豪華ではありませんが、フートンの中にあり、雰囲気もよく、逆に中国っぽい雰囲気でよいのではないでしょうか。 が、 待っている人が大勢いるにも関わらず、 「食べたら早く帰ってください。」的な攻撃も受けず、ゆっくり食事できます。(店はガヤガヤしてますが。) ので、是非予約して行かれることをおススメします。 川京餐庁(名前忘れました・・・) 建国門内貢院頭条5号 6512-2277 *長安大劇院の近くです。ちょっと見つけにくい場所にあります。 と ↑ブログランキングに参加しています。クリックして上位に押し上げてやってください。