我が家の”サルスベリの娘”の婚約が成立しました。写真を見て気に入ってくれた友人の元に来春嫁ぎます。
見回すと、我が家は実生の木や花が意外と多いことに気付きました。
ある時、勝手口の外に植えて重宝していた「山椒の木」が枯れてがっかりしていました。ところが、ちゃんと子供を残していってくれたのです。翌年、新しい芽が出ているのを見つけたのです。親と同じ場所に移植して今はその2代目の木が元気に育っています。
また、家族中が気に入っていた”沙羅”の木がやはり弱って枯れてしまいました。根元に数本芽を出していた若木が今では2m以上に育っています。
去年、一輪だけ花をつけました。来年は、また真っ白な花を沢山咲かせてくれることと楽しみにしています。
子孫を残して枯れていった親木のことを思うと、ついつい情が移っていとおしくなってしまうのです。