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テーマ:オーケストラ(100)
カテゴリ:音楽や仕事など
こんにちは。
先日、長崎県のとある学校内での演奏会に、付き添いで行って来ました。 いえ、あのような病で臥せってしまう直前の話でゴザイマス。 その節は、お見舞いのお言葉をありがとうございました、おかげさまでかなり快復してきておりまっする。 この学校の講堂には立派なパイプオルガンがありまして(正面)、下の動画の曲は映画『ゴッドファーザー3』にも使われ、CMなどでも耳にすることの多い、歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」の間奏曲の後半部分です。 特筆すべきは、この曲、演奏会のアンコールなどでもよく演奏されますが、普段はハープやパイプオルガンなしで演奏される事も多いのです。 何故かと言うと、先ず、パイプオルガンが会場に、ない。 次に、ハープは団の専属という奏者はなかなかいませんので頼んで来てもらったりしますが、コストと相談しなければならない。 というわけで、このフル編成での演奏は滅多にないのです。 わたしも大昔に一度演奏したことがありますが、その時はどちらもありませんでした。 リハーサル中なので、指揮者の歌声が一緒に入ったりもしていますが、どうぞ。 大変、美しい曲です。 マスカーニ作曲(1分58秒)。 <動画解説> 1.途中、指揮者が持ち場を離れますが、これは、音のバランスを聴きに行っています。 指揮者が離れても曲が止まらないのは、指揮台のすぐ左側にいるバイオリンの人(コンサートマスター)に、皆が合わせているからです(と、いうことにしておきます)。 2.後ろ向きで座っているオルガン奏者が何故、微妙なタイミングを合わせることができるのかというと、譜面の左に鏡が置いてあって、それで指揮者を見る事が出来るようになっています。 3.それから、管楽器泣かせのこの曲、実際は3分半程の短い曲ではありますが、1番オーボエ以外はずっと休み(違ってたらゴメンナサイ)で、出てくるのは、最後の最後の伸ばしの一音のみです。 これで予期しない音程になったら、もう皆でズッコケルしか道がないという、一発勝負です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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