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2019.11.23
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カテゴリ:社会・政治・時事
​ 歴史上稀なる優れた功績を残し、後世にその名を知られる偉人・賢人。
 本著は、その偉人・賢人たちの、偉業達成後の人生について教えてくれる。
 平穏で充実した人生の終末期を過ごした者もいれば、
 華やかだった人生のピーク以後は、苦境の連続だった者もいる。

 取り上げられているのは、古代の偉人として、小野妹子、鑑真、藤原道長の3人、
 中世の偉人として、平清盛、源義経、北条政子ら6人、
 近世の偉人として、明智光秀、足利義昭、石田三成ら14人、
 そして、近代の偉人として、西郷隆盛、陸奥宗光、中江兆民ら7人。

   ***

  朝廷の実権を握り、摂関政治の全盛期を築き、
  この世の春を謳歌した藤原道長だったが、
  まるで望月の歌がきっかけになったように、以後の人生は暗転し、
  とくに晩年の数年間は、病と怨霊に苦しめられたうえ、
  娘や息子に先立たれるという、不孝な生活を送ったのである。(p.41)

人生の波の振れ幅が、最も大きかったのではないかと私が感じたのは、この藤原道長。
平清盛や源義経らも、それに近いものがある。
それに対し、教科書が描きだす歴史舞台からの退場後に、さらに活動し続けた者もいた。
例えば、次の足利義昭。

  いずれにせよ、足利義昭は京都から追い出された後も、
  幕府の再興のために積極的に政治活動をおこなっていたのだ。
  まさに執念の男といえるだろう。(p.111)

そして、私が本著の中で、特に印象に残ったのが、
ひたすら大好きな絵だけを描き続け、臨終の間際まで向上心の塊だった葛飾北斎と、
剃刀と呼ばれた天才でありながら、総理の椅子を目前に病に倒れた陸奥宗光。
一休宗純や中江兆民は、これまで持っていたイメージからかなり離れた人物であった。





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Last updated  2019.11.23 10:50:59
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