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カテゴリ:一般生活
東京出張から戻ると、前日に続いてこの日またもや旧友再会の飲み会へ。今度は高校時代の同級生とのプチ同窓会である。メンツはワタシを入れて男子3名、女子1名。 約束の時間ちょうどに待ち合わせ場所に行くと、日に焼けた坊主頭に髭面の漁師風と、ハンチングに髭面でやたらケンカの強そうな探偵風、というかなり人相のよろしくない2名が少し離れた所に立っていて「むむ、あれだったらイヤやなぁ」と思いながら近づくと、まさしく待ち合わせの相手であった。 髭坊主の漁師風 I は、幼稚園・小学校・高校で3度クラスメイトになり、もう足掛け35年の付き合いである。高知の大学で恋愛と空手とバイクで熱血の青春を過ごした後、現在は燃え尽きてええ加減な小学校の教員になっている。ハンチングの探偵風Nは陸上部での仲間で、教育系の大学に進んでタバコ吸いながら短距離走者生命を燃やし尽くした後、某大手企業系列の広告関係の会社に入社。現在は独立して広告制作の仕事をしている。紅一点の女子Aちゃんは、高校の2年からクラスが一緒だったのだが、その爆発的に突き抜けたキャラクターでクラスの中心的存在であった。その迫力に圧倒されて、当時はあまり会話したことがなかったのだが、卒業後に、NやIを交えてこうしてたまーに再会するようになった。現在は不動産関係の会社オーナーで、嫁入り前でもある。 1軒目、北海道的居酒屋。ホッケやぶり大根など食いつつ仕事の話、子供の話、イヌの話、現在の趣味の話などについて互いの報告をし合う。2軒目、ショットバーへ。このあたりから、髭坊主教員 I が「この頃カラオケに行っても上の世代や下の世代のハザマで歌いたい歌も唄えない」といったようなことを言いええ歳をしてダダをこねるので、じゃあ今日は同世代しかいないので好きに唄えよということで、3軒目はカラオケボックスへ。客観的に思えば、中年男女4名のカラオケボックスは、さすがになかなか見苦しいのではないかという気もしつつ。 なんだか恐ろしいペースで懐かしのヒット曲が切れ目なく止めどなく連続的に投入され続ける。サザンオールスターズ中島みゆきアリスRCサクセション大沢誉志幸アンルイス松田聖子吉田拓郎浜田省吾筋肉少女帯爆風スランプ和田アキコ佐野元晴左トン平中村あゆみああもう覚えてない。誰もやめようとしないので、延々4時間半。やりすぎやがな。深夜の懐メロCD通販番組か、ワシらは。 ついに体力も限界を超えヘロヘロになって深夜午前3時、店の外に出ると、ワシラの頭上からはお仕置きのような冷たい雨が降っていた。 また会おう。でも歌はもういいです先生。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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