ようやく拓朗ターンでした。
でもその結末も切ないもので・・・
相変わらず上手いです、この作品。
不可解な行方不明事件は依然、富山湾とその沿岸地域において断続的に起きていた。
無気力さを深める人々の中には自らも消えたいと願う者たちが現れ、海岸に呆けた姿を晒す。
一方で、消えた人々の帰還も確認され始めるが、彼らは一様に肉体と精神の不一致という異変をきたしていた。
日常が静かに異様さを増し始める中、榊葉拓朗は、生き別れになっていた父親を名乗る妙齢の女性と出会う。
無気力症と行方不明者の増大する富山湾。
事件の真相を暴くべく向った真田たちが見たものは・・・。
なんと客船の乗務員全員が行方不明、乗客82名の内、所在が確認出来たのはたった7人。
だがその内の4名は無気力症に。
無事なのはたった3人-------。
だがその3人も、事実と証言が一致しないと伊藤は言う。
それはどういうことなのか・・・?
羽根大量すぎっ(><)
なんかあの量は逆に怖いわ~。
その頃、めぐみの最後のストリートパフォーマンスを見に来た慎たち。
めちゃめぐみリズミカルに動いてる~!!
すごいなぁ。
いよいよ部活も引退。
その最後の見せ場だそうで・・・。
でもやっぱ実家帰ってからめぐみは色んなことに吹っ切れたようで・・・表情も明るいしね(^^)
・・・でも洵よ。
君は相変わらずユキとどっちやねん!?状態ですやん(><)
本当この作品って、前回あったことすっ飛ばして続けちゃうから、未だに回収出来てないものがあるんだよなぁ。
最初は洵に見えたけど・・・どうなってるんだか。
だが、最近富山湾で頻繁に発生する事件の報を受け、『消えたい族』と呼ばれる連中が、
神隠しにあいたくて綾凪市に現れるようになっていた。
怖い状況だよね・・・。
それを見て、10年前を思い出すと語りだした拓朗。
だが慎はそのことを覚えていないという。
記憶がないって?
またこれも何か裏がありそうだよなぁ。
だがそのとき、慎の目の前に羽根が!!
そしていつの間にか現れた男。
さながら海から現れたようなその男の顔を見た途端、襟元を掴んで突っかかっていったのは拓朗!!
どういうこと!?
「俺だよ!!忘れちまったのか?拓朗だよ!!」
・・・ってまさか消えてしまった親父?
って思ったけど、何やらこの人、水谷って名乗って別人だったようで・・・他人の空似だったのか・・・。
拓朗の突然の行動に驚くばかりの慎たちだった--------。
その頃真田たちが調べた別の事件の報告が上がってきた。
なんと瀬間壮の主人が帰ってきたというのだ!!
だがその外見はまったくの別人。
それでも、意識、人格は間違いなく本人のものなのだというのだ!!
しかもその肉体は、半年前に起こった潜水艇事件の乗組員だったという。
うわぁ、伏線貼りまくりなお話(><)
でも収まるべきパーツにすっと入り込んだ感じでめちゃ面白い!!
さすがペルソナ!!
そしてようやく見つかった柊製薬の永井もまた、取り調べ最中に羽根が現れ別人になってしまったと伊藤は言う。
そして、見つかった乗船客の3人も同じように外見と人格が入れ替わってしまっているという。
羽根が何かのスイッチになってるんだろうけど、これも誰が操ってるんだか・・・。
アヤネの件も含めてまだ奥が深そうですね。
最近『くじらのはね』が気になる慎。
蔵でその本を読んでいたとき現れた洵。
さっきの男は拓朗の父なのだと告げるのだが・・・。
やっぱそういうのは洵には分かってしまうんだね。
「つらくないか」って洵を思いやって頭を撫でる慎はやっぱりお兄ちゃんだね(^^)
だがそのとき、二人の前に現れたアヤネ!!
「くじらが怯えている・・・」
って、アヤネ、これは一体どういう意味~~~??
「あの日、この街とくじらは繋がった・・・。
くじらは感じてる。
人が無理やり生み出した、ありえない痛みと歪み。
私も・・・そのひとつだった----。
くじらは心の海。
すべてのものの底深く、静かに横たわっているもの
これはかさぶた。
くじらの悲鳴・・・」
そう言って羽根をまとわすアヤネ。
「兄貴はお前の傍にいるのか!?」
咄嗟にそう質問する慎。
「くじらと一緒。
いらないって、みんななくなっちゃえって・・・・」
そう言い残し、寂しく笑ったアヤネは消えたのだった----------。
うぉぉぉ~~!!
意味深過ぎて掴めません(><)
何を指してそう言ってるのかとか、もう頭豆腐状態です!!
何か言いたげな洵のことも気になるし(><)
その頃街ではまた羽根が舞って・・・ひとりの女性が拓朗の前に現れたのだ!!
「父さんだ!!」
ってどう見ても女性なんですけどっ(><)
先ほどの外見親父だった人も、若すぎるし。
時間が止まってたってこと?
でも何故人格が変わるのか?
神隠しに合っていた人たちは今までどこにいたの?
にわかにその女性が言うことを信じられない拓朗・・・って当たり前よね。
突然見知らぬ女性に「父だ」って言われても、この人おかしいとしか思えないよ。
だが拓朗しか知らない事実を知っていた彼女。
ではやはり人格は父親なのか・・・?
そして彼女・・・父は拓朗を訪ねて慎たちの前に姿を現したのだった。
あわせる顔がない・・・って逆に今の顔だから勇気が持てたと、拓朗に渡してくれと荷物を言付かる慎。
「あまり時間がないみたいなんです・・・」
って切羽詰った風な一言が気になった慎だった。
消えたはずの人が、別の人の肉体に宿って帰ってくる。
そんな事件のことを戌井から聞いた慎たち。
でも何故今、この富山湾だけで?
それはまだ分からない。
だがその話を聞いて、先ほどの女性に宿っていたのが拓朗の父だと確信した慎たちは、拓朗のバイト先まで父親から預かった物を届けに向うのだった。
それは幼い頃、父親がいなくなったときの思い出の番組『サイクロイドV』のフィギュア。
だがそれを見て確信を深める皆。
だが時間がない。
その言葉に拓朗は父親と会うこと決めたのだった・・・。
捨てたれた思い出の遊園地。
そこで再会する二人。
拓朗のアフロヘアは弱さを隠すための武装だったってことか・・・。
拓朗もまた父親に捨てられたおかげで大変な人生を送ってきたようですし。
自分の作った借金でもないのに、母や自分を捨てて一人で背負ってしまった父。
ずっと悔やんでいた過去の清算をしに来たのか・・・。
拓朗を抱きしめるのだった。
「俺は惚れた女は泣かせねぇ、自分を信じてくれる者を裏切らねぇ」
拓朗のその答えを聞いて満足そうに微笑んだ父親。
「サイクロイドVは深いぞ」
そして・・・彼はいつもの口癖を残し、羽根になって消えたのだった--------。
やっぱペルソナは上手いなぁ。
本当こういう話を作らせたらものっそぐっとさせる作りを見せてくれる。
拓朗も、父のことずっと嫌ってバカにしてる風を装いつつも、ちゃんと「サイクロイドV」のDVDを揃えてるあたりがなんともね(^^)
いじらしいと言うか、なんというか。
で、その上映会をしようって言い出す仲間がいる。
いい関係ですよ。
本当なんか泣けてくる話でした
結局のところ、このくじらの羽根は現世に心残りがある人が無気力症に陥った人の肉体という器を借りて戻ってきたってことなのかな?
でもじゃぁなんで最後は消えてしまったんだろ?
やっぱ幻なの?
しかも最後にやはり海からぞくぞくと羽根をまとって帰ってくる人たちが続出してましたし・・・。
いや~マジで「ペルソナは深いぞ」ですよ(あはは)
何より洵が今はどうなっているのか?
諒はどこに?
まだまだ山積みな謎にどう迫ってくれるのか?
めちゃ楽しみです~♪
次回「おもいで」
最後にソファーで眠ってたのって眼鏡かけてないけど、諒ですか~~!?
誰なの!?
うわぁ、めちゃ気になる(><)
それに「限られた最後の時間」ってどういうこと~~~~~(><)
もうますますもって目が離せないペルソナ。
次回も楽しみです~~!!
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●FLOW(フロウ)"WORD OF THE VOICE"
ペルソナ~トリニティ・ソウル~ 3