あの頃はただ、強くなることに必死だった。
そんな生き方を変えたくて、僕はツェルニに来たんだ--------。
戦い方を、グレンダンの現天剣授受者の中で、最強と言われている武芸者リンテンスに教えられたレイフォン。
戦いばかりの日々だった過去。
それを変えるため・・・。
だが、強くなるためにはレイフォンの力が必要だとニーナに頼まれ、断りきれないレイフォン。
優柔不断なレイフォン。
自分を変えるためにここへ来たのに・・・結局戦いからは逃れられないってことなんだね。
お人よしのレイフォンはそれを池入れようとして・・・またフェリに脛を蹴られてるし(あはは)
この人には敵わないよう(^^)
ようやく訪れた休日。
今日は本当ならメイシェンたち3人と一緒に食事に行く予定だったのだが、ミィフィとナルキの策略で、メイシェンだけをレイフォンとデートさせる作戦に!!
もういっぱいいっぱいのメイシェン。
でも大好きなレイフォンと一緒でめちゃ嬉しそう。
ま、逆に緊張しすぎて失敗ばかりのようですが(^^)
それもご愛敬だよね。
レイフォンのために焼いてきたクッキー。
本当は甘いものが苦手なレイフォンですが、メイシェンが一生懸命焼いてきてくれたクッキーだから・・・。
あ、でも美味しかったみたい。
自分からもう一個食べてるし♪
彼女はケーキ屋になるのが夢。
それに向かってしっかり進んでいるのに、自分にはまだ確固たる道がない・・・。
メイシェンをすごいと思うレイフォンでしたが・・・。
その時、ツェルニを大きな揺れが襲う。
なんと汚染獣の群れが襲ってきたのだ!!
キモっ(><)
これは視覚的にヤバかったわ。
どうやら汚染獣の巣をツェルニが踏み抜いてしまったようで、幼生体が怒って襲ってきたらしい。
都市には退避勧告を発し、武芸科の生徒は全員が戦闘に駆り出されることに。
だが実戦経験のないニーナたち学生に、合流したレイフォンが汚染獣の恐ろしさを説明しても理解してもらえない。
むしろ今こそ自分たちの力を使うときと決起に走ってるし・・・
ま、レイフォンにすれば、子供が大人に戦いを挑むって感覚なんだろうなぁ。
それでも力を持っていながら、それを使わないレイフォンにも、ひとのことをとやかく言う資格はないんだけどね・・・。
戦いに向かったニーナたちから離れ一人、今はもう人が退避してゴーストタウンになった街を歩くレイフォン。
おお~~い!!
そんなことしてる場合じゃないでしょ(><)
「僕が戦う理由なんて・・・・」
だが、ここでレイフォンが戦わなければ、この都市は・・・そしてみんなの命は、ない。
助けるための力が、レイフォンにはあるのだから!!
「畜生ぉぉぉぉ!!」
雄たけびをあげ、迷いをふっきるレイフォン。
そしてフェリに念威を使って、汚染獣の母体の正確な位置を探ってくれと頼んだのだ。
フェリも最初は自分を巻き込むなと言うも、皆を救えるのは自分たちだけというフォンフォンのお願いをきいてやることに。
レイフォンをお人よしって言うけど、フェリも十分そうだと思うよ(^^)
そして、やっぱり学生には汚染獣と闘うなんてことは無理だったようで・・・。
ニーナの命令を無視して、持ち場からとっとと退散し始めちゃったし(><)
ニーナピ~~ンチ!!
でもそこへレイフォンが!!
レイフォンのダイトは剣だけかと思えば、ダイトを無数の糸に変えて、物資を切り裂く「鋼糸」も使えるのはリンテンスの影響?
なんにせよ、この子、相当力をセーブしてたんだね。
一気に母体へと攻めるレイフォン。
だが外界の瘴気はすさまじく、レイフォンを持ってしても5分と持たないよう。
「戦うことをやめたくてツェルニにきたのに・・・。
だけど、よく、分かったよ。生き延びたいなら、こうするしかないってことを。
これが僕たちの住む世界なんだ!!」
そしてレイフォンは一気に母体を叩き切るのだった。
でも流石に都市外戦の装備なしで、制服で戦ったので、レイフォンの体力も限界だったよう。
ニーナの無事を確認したら気が抜けたのか、ニーナの上に倒れ込むように眠ってしまったのだ!!
レイフォンお約束~♪(あはは)
でもニーナも今回はレイフォンの頑張りを認めたようで、「よくやったよ」って頭を撫でてくれたのでした(^^)
ようやくレイフォンは覚悟を決めたってことかな。
力を持つ者が戦わなくてどうするってことなんだよね。
こんな害敵の多い世界なんだし。
前向きになったレイフォンがこれからどんな戦いを見せてくれるのか、楽しみかも。
あ、でも基本はヘタレでってことなんだよね(あはは)
それはご愛敬で♪
ED、今回はニーナとのデュエット。
Verが色々あるようで。
個人的にはやっぱフェリだな(^^)
次回「グレンダンからの手紙」
レイフォン宛のリーリンの手紙をめぐってのメイシェンたちとのトラブル。
今回はデートも中途半端だったし、メイシェンの道のりはまだまだ険しそうですね。
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鋼殻のレギオス(1)
鋼殻のレギオス 第1巻