◆◇黒衣の貴婦人の徒然日記◇◆

本当の友達--------------！！

貞子というあだ名は、しのちゃんの呼び間違いから始まったのね。
何気に酷い！？

中学で霊感少女になり、高校では目を合わせると不幸になる･･･。

噂が噂を呼んでそうなったらしい。


そして今回の噂･･･。

でも今度は流されない、諦めない！！

だから必死に『友達』の為に話をすることにした爽子。


朝から爽子が、女子トイレ内でＡ組の生徒たちとケンカ をしていると騒ぎが大きくなっていた。

クラスメイトたちは、爽子が噂を流した、と話をしていることに風早は強く否定。

そこへ、千鶴とあやねが現れる、爽子が噂のことで頑張っていると聞いた２人は、トイレに向かう。


今回の事は自分が手を出してはダメなのだ。
祈るしか出来ない風早。

「がんばれ！！黒沼」

風早が必死に耐えてる姿を、龍はちゃんと見抜いていたよう（＾＾）
こういう洞察力はあるんだよね。
流石いい男♪

　
トイレでは、爽子がＡ組のユカたちに対して千鶴とあやねへの悪口を取り消すよう訴えていた。

「矢野さんと吉田さんはそんな人じゃないよ」

悪口を言い始めたのが爽子だというユカに対し、爽子は、それは誤解だと反論する。

ってかむしろなんで自分がそんな事を言うのか、覚えはないし、やるはずもない行為。
爽子は、押し倒され、足で踏まれても、必死になって千鶴らを守ろうとした。


ま、ユカにすればそれは都合のいい噂話であって、真相なんてどうでもいいのだろうけど。


爽子は突き飛ばされ、胸を足で踏まれてしまう。

ふたりに近づいたのも風早に近づくためだと言われ「違う」と言う爽子。

噂の事。
彼女たちがどんなにいい人かという事。

「私がどれだけ矢野さんと吉田さんを、好きよりも、もっと大好きか------！！」


爽子の告白をトイレに入って来て聞いた千鶴とあやねは爽子を助け、さらに爽子が“無実”だと断言する。

噂の出所は
「爽子が言うわけない！！」


自分たちがそう言ってるからそれでいいと、迫力でにらみをきかせる千鶴。

そして爽子に二度と手を出すなと忠告。

最後に念押しするようにユカに噂は誤解だと言う爽子に、「分かった」と悪口を取り消し、スゴスゴと引き上げていくユカたちだった。


千鶴とあやねの噂話が誤解だと認められ、嬉しさを隠せない爽子。

「いいんだよ」

そう言って信じてくれたふたりに、涙を流し「ありがとう」と涙を流す爽子だった･･･。


噂の出所が爽子であるはずない！！

断言する風早。


そして、トイレで一部始終を見ていた平野と遠藤は千鶴とあやねが爽子を助けた話を聞かせ、自分たちは何も出来なかったと涙するのだった。

爽子の悪い噂はたちまち消え、逆に爽子が作ったテスト用のノートの功績が評価され始めた。


･･･って、みんな変わり身早すぎないか～？
まぁ結局それだけの付き合いでしかないから仕方ないんでしょうけど。


「黒沼聞いたら、きっと喜ぶよな」

風早の笑顔が何よりっす♪


一方、トイレ内では、爽子が千鶴とあやねに、涙ながらにこれまでのことを話していた。

大好きな２人を失いたくない、もっと仲良く なりたい。
今までは変な噂を流されても「しょうがない」と諦めてきた爽子。

でも、今度は失いたくない！！
誤解を受けたらまた解く。

「もっと仲良くなりたい！！」


自分が一緒にいる事が二人を傷つける事になっても、それでも一緒にいたいと思った。

爽子の事をしっかり抱きしめて「馬鹿だね」と言うあやね。

爽子を信じられなかった自分を恥ずかしいと涙する千鶴。

「もう、ひとりでいる事に慣れないでよ」

爽子がかわいくてしょうがないと。

「知ってる？友達って、気付いたらもうなってんの」

そう言って爽子を抱きしめた千鶴。

始めて出来た『友達』

嬉しくて、嬉しくて仕方ない爽子。


３人は、固く抱き合い、笑い泣き。
また変な噂が出ちゃうかも（＾＾）

そして「怪談ひとつできるようになったよ」と笑顔を見せた爽子。

3人ともいい笑顔♪



ベタだけど、不器用で一生懸命な爽子と泣き虫の千鶴。
内なる熱いものを持ったあやね。

いい『友達』同志♪


和解っ！！

ってその紙をどこから出してきたんだっ！！

しかもピンは喧嘩かと暴走（＞＜）

トイレから出てきた爽子を見つけた風早は、笑みを浮かべ心から祝福した。

「よかったな」

それに笑顔で「うん」と感謝を込めて言った爽子。
めっちゃ嬉しそう♪

　
その後、テストの成績が発表され、今回は初日のテストが最悪で、３０位だった爽子ですが、クラスの平均点が大幅にアップしていることが分かった。

どうやら『貞子ノート』のおかげだったよう。

すっかり『座敷わらし』＝『貞子わらし』となんだか崇められるようになった爽子。

みんなが爽子を見る目が少しづつ変わっていく。


放課後、千鶴らと寄り道し、ラーメンを食べに行こうという話になる。

3人で帰ろうとする後姿に、ふたりきりになれる機会がなくなってしまったと悔しがる風早。

でも、そんな風早に、教室を出る前、ふり返り心の中で感謝し、笑顔を見せた爽子。

「あたしね、もう一度生まれたような気分だよ。
風早くんに会えてからだよ」


「ずりぃ･･･」

あはは！！

風早メロメロ～～っ♪

「あんな幸せそうな顔されたら･･･」

しばらくあのふたりに爽子を譲るしかなさそう♪
風早、友情に負けちゃったね（＾＾）


3人で帰る時、しのはそんな爽子を見つけ、念願叶って、友達が出来てよかったと言ってくれるのだった。

あやねと千鶴は自分たちの事をどう思っているか爽子に詰め寄る。


にやにや

「大好きなの！！」

その言葉に満足し、笑顔を見せるふたり。

「爽子！！」
「爽子！！」


始めて呼んでくれた自分の名前。
大切な友達。

「風早くんに会えてから、いろんな事が変わったんだよ。
いろんな気持ちを知ったんだよ--------------」



って事で、ようやく噂の終結。
新しく出来た友達。


爽子の笑顔がとっても印象的な回でした！！

いやぁ、いい話だったね。



でも･･･今度は風早をめぐってのお話が始まりそう。

実は風早が好きだったユカ。
でも、風早はくだらない噂を流した者を糾弾。

これはもうユカは涙するしかないわけで。


更にここに、親切にもプリントを拾ってくれたあのかわいらしい女の子、胡桃沢･･･
くるみちゃん登場！！

トラブルの予感♪

次回「土曜の夜」


さぁて、次はどんなにやにや話が出てくるか。

しあわせ一杯な爽子のお話がしばらく続くといいなぁ♪

今回は本当青春グラフティな回でございました（＾＾）

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