◆◇黒衣の貴婦人の徒然日記◇◆

椎名が何故心神喪失の検査を免れたのか？


それが気になる伊達。


その時報告された一家心中の家族の遺体発見。


それは殺された被害者の高校生の家族だったよう。

世間では『崩壊家族』と呼ばれたこの家族。


では、何故この家族が一家心中をするまで追い詰められたのか？


だが、この被害者の裁判を担当したのは･･･

椎名の連続殺人事件の担当者である氷川！！




その頃、片桐は井筒に神隠し事件の宣戦布告。


そこで片桐が目を付けたのは、椎名の精神鑑定をした医師・幸田。

なんと、彼もまた３日前から所在が分からなくなっているというのだ！！


精神科医として名医だった幸田。

「俺は、とんでもない過ちを起こした！！」

そう妻に話をしていたというのだ。


そこで部屋を見せてもらう伊達。

そこにあったのは、妻に宛てた遺書らしきもの。

椎名の精神鑑定がねつ造だったと認める文章がそこに書かれてあったのだ！！


そして、通帳に残された５００万円の入出金の記録。


それはカキハラサヨという女性に振り込まれていた。


どうやらこの柿原は幸田に５００万払うように脅迫メールを送っていたという。


そこで彼女に事情聴取するも、はぐらかしてばかり。
しかも彼女の担当弁護士が来たと言うのだ。

それは------------氷川!!

またお前か！！


しかもこの柿原と言う女は前科持ちで、恋人を殺し、正当防衛で執行猶予を受けていたと言う女。

その時の弁護士もまた氷川だったというのだ！！


すると、一転して脅迫の罪を認めた柿原。

一体何故？



そこで伊達は考える。

幸田に嘘の鑑定をさせるために、柿原を使って幸田を貶めたのではないのかと。




そこで、氷川は幸田に「椎名を助けたい」と言って、幸田に鑑定を持ちかけたというのだ。

「私は何も知りません」

そんな風に言われてしまえば、確かに証拠もない今は氷川を恐喝で立証する事は難しい。



久遠は簡単に「もうやっちゃおうよ」と言うし、本当この子は～～（＞＜）
こういう子はイライラするわ



その頃、幸田から妻にかかって来た電話。

今までの感謝を述べ、切られた電話。


三浦海岸からかかってきた電話だったが、その通話記録に、氷川に電話がかけられていた事が判明する。


自殺をほのめかしたのは氷川ではないのか？



そう、幸田が守ろうとしたのは妻。

彼女への愛。



ふたりの息子は幼い時、家の風呂で事故で亡くなったという。

それを面白おかしく、妻が殺したのではないかと書き立てた週刊誌に載せる前の記事があるという。



夏樹が殺されたころから始まった神隠し。

その真実を探りたいとあすかに持ちかけた冴子。

冴子はその協力の代償にこの記事をあすかに渡したよう。



そして、妻の話から、昔約束した三浦海岸で一番高いロイヤルマリンホテルに泊まろうと言う約束をしていたよう。



だが･･･来栖たちが駆けつけた時、首を吊っていた幸田。

かろうじて息があったようだが、搬送中に亡くなったという。



後少し早ければ間に合っていたかもしれないのに---------！！


ワザと氷川は最初に伊達に、幸田は海岸だと教えたのではないのか？


だがそれもまた憶測にすぎない域。

最後に伊達は氷川に尋ねる。

「あなたにとって法とはなんですか？」

「くだらない」

そう言い放った氷川。






その夜。
氷川の元を訪れた伊達と久遠。

「死人に口なし」

そう言って笑った氷川。

氷川はやはり幸田を自殺に追い詰めていたのだ。


自分の手を汚さなくとも、法で人が殺せる。

そう勝利宣言する氷川。


法は権力をもつ者だけに与えられた権利だとうそぶいて見せたのだ。

「利用できない者が馬鹿なのよ」


お前に明日は来ない。

今日も法の裁きから逃れた者を裁いた伊達。

だが･･･こんな極悪非道な女でも、眠らせた時、苦しそうな表情をする伊達。

こんな奴に心を痛める事はないと言う久遠。




次の日、幸田の遺品であるカメラを妻に届けに来た伊達。

その中に１枚だけ撮っていた写真があった。


写真を撮るのが趣味だった幸田。
でも自分を撮るのは、写真写りが悪いので嫌だと、妻ばかりを撮っていたという。


そんな幸田が最後に撮った１枚は･･･自分。

「いい笑顔です」

写真写りが悪いと笑いながら涙を流す妻。

「どうしてあたしなんか･･･」

そう涙を流す妻に、伊達は言う。

「あなただから、御主人は、命をかけて守ったんです」



･･･ここは不覚にも涙が出ちゃったわ


人の心の弱さに付け込んだ氷川の極悪なやり方。



法を逆手に取った、最悪女弁護士でしたね。


でも･･･今回、なんだか次の大きな闇を見せられた形になったあすかの兄、夏樹の事件。


暴漢に襲われ亡くなったと思われていた夏樹。
だが、どうやらその犯人、夏樹の知っている人だったよう。

「どうしてあなたが----------！！」


と言う事は目上の人って事だよね。

更に当時伊達に関わるなと言っていた情報屋が死体で見つかった事件。


あすかが夏樹の事件を調べていて、調査書が１枚足りない事を見つけたのだが、その時、あすかの肩を叩いたのは･･･井筒！！


うわぁ！！
意味深な井筒の笑み～（＞＜）

いかにもな演技がめちゃうまいなぁ。


俺が怪しいって言ってるようなもんだよね。


でも井筒は何か知ってるけど、犯人ではないんだろうなぁと思う。



さて、ここから夏樹がどう関わって来て、その事件と、今後がどうつながるか。

片桐が動きだしたのもあるし、三上の存在も相変わらず謎だしね～。


なんだかどんどん久遠の存在がウザくなってきてるんですけど･･･（＞＜）

調子に乗ってるのがなぁ。
まぁ次回過去が判明しそうだし、それで少しは見方が変わればいいけど。


最終的に夏樹の事件が大きな山場になるのかな。

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