一番身近な愛する人-----------。
泣ける葬儀屋ミステリーがコンセプトのようで、確かに今回もほろっとさせてもらいました。
まさかの次回続きとなった1回目の放送もまずまずの手ごたえだったようで、正直そこまで期待してなかっただけに、嬉しい誤算でした。
今回は視聴率がどうなるか・・・裏番組も面白そうなだけに、なんでこの時間にぶつけるのか、勿体無いなぁと思いつつ。
駅前でサックスを吹いていた怜奈に絡んできた男たちから助けようとして亡くなった彼。
それは先日、真人が勤めていた居酒屋にバイトの面接にやってきて断った人だった。
どうやら井原屋には遺体冷蔵庫があるらしく、警察から身元不明の遺体などが出ると、保管に回されてくるよう。(←まだまだローンが残ってるらしいけどね)
だが、そんな人助けをして亡くなったようなこの方が、目撃者の話によると、怜奈を逃がした後、男達が鞄を奪おうとして、彼を刺して逃走したというのだ。
彼に繋がるものは何もなく、ただひとつだけ、握り締めていたのは、写真の欠片?
どうやらポストカードの切れ端のよう。
Sの字と、そして、写真を撮ったのは、「佐」という名前の人物。
彼が助けた怜奈とは、一度真夏に「ジングルベル」をサックスで吹いてほしいとリクエストされたことがあり、夏だっただけによく覚えていたというのだ。
話したのはその1回だけ。
だが-----------
彼はその後、ストーカーまがいの事をしていたというのだ!!
よく身近にいるのを目撃したという怜奈。
でも、そんな人が自分を何故庇ったのか?
それが気になる怜奈。
さて、伊原家に戻ってきた真人は、妹の晴香と食事を一緒にするのだが、二女の桃子は文句ばかりで、言うことも聞かないし、弟の隼人は大学生にもなって店の金を奪ってどこかへ行ってしまうという、なんだか崩壊寸前の家族。
そこへまたまた登場したのは、岩田。
なんだか訳知りの彼は本当一体何者なのか?
すっかり真人の相談役になっちゃったようで(^^;)
今回の彼のことも、このまま無縁仏として処理されてしまうのが、なんだか納得できない真人。
「死んだ人の人生ってどこにあると思う?
誰かの記憶の中だ」
おせっかいくらいが調度いいとアドバイスしてくれる岩田。
でも、
亡くなった彼はいい人だったのか?
ストーカーだったのか?
悩む怜奈を放ってはおけない。
それに、彼の人生をもっと知りたいと思った真人は、怜奈に協力することに。
そして、優樹が教えてくれたのは、カードの切れ端に写っていた山の情報。
大きな山--------富士山。
富士山を撮影するのは地元カメラマンが多いという先輩の長峰のアドバイスを聞き、静岡方面をあたることにした優樹。
一方、相変わらず行方が分からない長男の健人の居場所。
そして、店の金をもって出て行ったきり、連絡がつかない弟の隼人。
怜奈のため、そして、捜査協力も兼ねて、優樹と共に静岡にいる「佐」のつくカメラマンを手当たり次第あたった所、ようやくたどり着いた佐藤というカメラマンの元。
どうやらそれはクリスマスカードの切れ端だったよう。
だが、このカードは300枚ほど地元で売られているという。
買って行った人物の特定は難しいけど、過去に同じことを男性に聞かれた記憶があると言う佐藤。
そして、その人に、地元で一番大きな病院はどこかと問われたというのだ。
早速その病院に向かい、問い合わせをしたところ・・・。
「理不尽ずぎてやりきれない」
何故優樹はそんなことを言うのか?
話を聞いた真人もまた、生きてるときに会ってたのに・・・ちゃんと話を聞けばよかったと後悔し、彼に謝罪。
そこへ怜奈を呼びだし、彼の身元が判明したと話を聞かせることに。
彼は倉木という。
たった一人の肉親の妹とふたりきりで生きていたけれど・・・。
5年前、妹さんはクリスマスに事故にあい、脳死状態になったのだという。
そこまで聞いてハッとなる怜奈。
そう。
きっと延命も出来ない倉木には、妹は亡くなっても、誰かの心臓の代わりに生きていくことが出来る。
その選択をしたのだろう。
そして、妹の心臓を受けた人を、一目でいいから見たかった。
「その人を、見守りたかったんだと思う」
倉木は必死で抵抗しながらも、死ぬその瞬間まで、持っていた絵葉書。
そこには彼の大切な思いがあった。
それが彼にとって肉親を失くした心の支えだった。
そこに何がかかれてあったかは分からないけれど・・・。
「そこには、ありがとうって書いてありました」
それを書いたのは--------怜奈。
5年前のクリスマスの日。
妹さんの心臓をもらったのが、怜奈だったのだ。
「怜奈さんを守りたかったんだね」
彼はその後、務めていた会社も倒産してしまい、大変な想いをして生きてきたけれど、それでも怜奈の存在が心の支えだった。
彼女のサックスを聴いて、頑張ろうと思っていたのだろう。
倉木の葬式をあげさせてほしいとい出だす怜奈。
それに賛同する真人と、晴香。
その式で、サンクスレターという、臓器提供者の家族と、レシピエントの間で交わされる名前のない手紙。
倉木からもらったそれを読む怜奈。
「去年のクリスマスに僕の妹は天国へ逝きました。
たった一人の僕の家族だった妹は、もう この世にはいない。
けれど、妹の命はあなたの中にある。
あなたは今、生きている。
それは、僕にとっての生きる力です。
生きる希望です。
だから、どうか、どうかあなたも、夢に向かって、まっすぐに突き進んでください。
妹の分まで頑張って生きてください。
僕はクリスマスを、妹と、そしてあなたのもう一つの誕生日だと思っています」
倉木はただ、守りたかっただけ。
妹を、そして、怜奈を。
「ありがとうございました」
今度はちゃんと名前を書いて渡した、倉木への最後の手紙。
一番近い、愛ある人に見送られて逝った事で、倉木は喜んでるだろう。
そして、優樹の頑張りもあり、犯人は逮捕。
でも・・・どうやら怜奈は来月結婚するようで(^^;)
葬儀屋は友引き前しか休めないって事で、その日が引き前なら行きますって返事した真人に、大爆笑の晴香でした。
真人の淡い恋も終わり~?
少しだけやりがいを見出した葬儀屋の仕事。
兄の健人が戻ってくるまで、この家と家族を守っていこうと決めた真人。
だが・・・
二女の桃子はどうやら学校の先生とできてるようで、ホテル~!?
おいおい、教師が何やってんだよ(><)
で、
隼人はなにやらホステスに金を渡してる!?
・・・完全に貢がされてるだろ、これ。
兄は実は富士山の近くで働いてるようで・・・今回はニアミスって感じだったよね。
でも、問題だらけの伊原家。
なんとか葬儀屋は晴香の協力の元、順調に船出はしたようですが。
今回は無縁仏になる前に倉木も、彼に関わる怜奈のことも救えて、自分も納得できて逝かせることが出来た真人。
こうやって亡くなった方を助けるのがこの作品の流れ?
でも、なんか葬儀屋がすっかり刑事まがいのことやってみたり、脱線は大きいけど、でも、人情に訴える作品には仕上がってると思う。
ほろっとさせられ、毎回のゲストの登場も楽しみなところ。
今回の杏ちゃんもナイスでございました(^^)
で、すっかりまさぴょん呼びが定着しちゃった優樹。
真人的にはまだ、優樹の事は彼氏持ちの友人感覚なのかなぁ。
優樹の方も、なんだか彼女がいるのに合コンや怜奈に対する想いとかを笑い飛ばしてる感じだし。
このふたりの距離もなんだかまだはっきりしないし、これからが楽しみなところ。
うん。
これは毎回思わぬ所でほろっとさせられそうだし、色々な楽しみ方が出来そう♪
次回は嫁姑バトルらしいけど・・・どんな話になることやら。
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第1話
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