「アンタの力は破壊するためじゃなくて、守るためにあるのさ---------」
周防にそう言ってくれたのは、十束だった。
だが、制御できない炎が、彼の肉体を蝕む。
「尊、行かないで--------!!」
アンナの悲しい叫び声に、目を覚ました周防。
「クソったれっ!!」
鎖につながれた彼は、思わずそう悪態をついてしまうのだった・・・。
今回はついに十束と周防、そして吠舞羅の過去が判明。
少しずつ見えてきた過去。
でも、それと同時に見えなくなったシロの存在。
これが無色の王の存在って意味なのか。
では、王の選定は誰が?
それに、どうなったら引き継げるとか、その方法とか定義は?
少し見えても、まだまだワードが少ないよなぁ。
でも、ようやくひとつ今回は前に進んだ感じはしましたわ。
馴染みの定食屋で食事を取ることになったシロたち。
だが、自分がもしや十束殺害の犯人なのか、あの血のついたシャツが見つかってから不安を隠せないシロ。
そこでまだ終わったわけじゃないと、釘を刺すクロ。
嫌疑は晴れたわけではない。
やってないというのなら、誰かにはめられたという事なのだから。
だがこの店、シロは常連で、壁にたくさんお客さんの写真が飾ってあるのに、そこにシロが写っていないのだ!!
菊理たちのはあるのに・・・。
何故?
その頃、バーHOMRAに姿を現した淡島。
おお!!
完全オフ仕様で、髪も下ろしてめがねもかけてない!!
やっぱ美人さん~♪
草薙は気軽にせりちゃんって呼んでるけど、互いに敵対してるような関係なのに、このふたりはそういう空気じゃないよなぁ。
昔なじみとかそういうの?
付き合いが長いからの空気って感じ。
でも、淡島ってば、マティーニを注文しながら、あんこ入りって(><)
どんな味覚やねんっ!!
でも、淡島が今日ここへ来たのは、やはり周防の事。
そして吠舞羅の考え。
別の王に囚われたままの王をどう思っているのか?
「何をたくらんでるの?」
草薙が気づいていないはずがない。
赤の王の制御の力が限界に来ているというのだ。
カグツ・クレーターを興す。
それは、首都が消し飛ぶほどの威力なのだという。
だからこそ。
周防を止める奴がいるから、わざわざセプター4へ行ったのではないのかという草薙。
それが青の王・宗像だと。
では2重、3重の意味で周防が青の王に囚われる理由が会ったという話なのね。
自分たちは自分たちの仕事をするだけ。
そういい残し去って行く淡島。
だがその時、目に入った置物。
無節操な奴が置いて行ったというそれ。
草薙から語られた過去の話は・・・。
昔、舎弟志望で周防に付きまとっていた十束。
だが、ボコられて彼は大怪我をしたよう。
見舞いに行く周防は、誰にやられたのかと問い詰めるも、口を割らない十束。
逆に彼は足がかゆくて、周防にかいて欲しいと言い出したのだ!!
十束ってば、それで誤魔化したつもりか。
草薙にすれば命知らずな奴って写ってたようですが・・・。
それでも包帯だらけの体で笑顔で十束は「平気平気、何とかなるって」と笑うような少年だったよう。
「俺は王様の家来になるのさ。
それこそ本当の王様にだって、なれると思わない?」
そして、いつの間にか、赤の王・周防を中心に、バーHOMRAに集まった吠舞羅のメンバー。
だが、周防はいつか自分が力の制御が出来なくなるのを知っていた。
夢に見ていたのか。
そんな周防にいつも「平気平気、なんとかなるって」といい続けた十束。
「あんたは王なんだ。
あんたの力は、破壊するためじゃなくて、守るためにあるのさ。
俺が保障する」
八田とはスケボーを教えてもらったり、なんだかんだで仲良くなったようで。
店の中で遊ぶなって。
それにしても十束は多趣味のよう。
古いカメラを手に入れたという十束は、今撮影の凝ってるよう。
そして、歌も得意な十束に、歌のリクエストしたアンナ。
おおお!!
十束の歌~♪
ギター弾き語りでいい感じじゃん。
さて、買出しに出かけたはいいけれど・・・。
あまりに酷いシロの文字に、何を買えばいいか分からない状況。
書いた本人すら分からないってどうよ(><)
そこで菊理に電話してきけばいいと言い出すクロ。
すると、突然ネコが「我輩は電話が嫌いでアル」と言い出し、なぜか猫の姿に戻ってどこかへ逃げてしまったのだ!!
ネコはどこへ?
そこで菊理に電話して花火の話を聞こうとしたのだが・・・。
伊佐那の名前を告げても、菊理は「誰?」と言って、シロの事が分からないというのだ!!
何だその冗談は。
これは完全に記憶がないってケースだよなぁ。
前回「知らない」と言ったのもこのせいか。
でも何故突然?
ネコが何かをしたのかもしれないと、学園に戻ると言い出すクロ。
だが、シロはその手を掴んで、端末を貸して欲しいと願う。
「誰かに、お前は確かに伊佐那社だって言われたいんだ」
そこで実家に電話をかけてみるシロ。
だが・・・なんと「お客様のおかけになった電話は現在使われておりません」とのアナウンスが!!
愕然となるシロ。
番号間違い?
電話番号を変えていた?
シロが嘘をついている?
それとも、記憶に欠陥があるのか?
「ボクは伊佐那社だよ」
不安が襲う。
でも、そういわずにいられない。
そこでシロはクロを伴い実家に向かうのだが・・・そこは、スタジアム。
あったはずの家などどこにもない。
流石にここまでくると、もう認めざるをえない。
自分は伊佐那社ではないと・・・。
「貴様は誰だ?」
「っていうか、伊佐那社なんて人間は、いなかったのかもしれない。
人殺し・・・の可能性も、絶対ないとはいえなくなった。
ボクはもう、ボクを信じられない。
ボクを斬るかい-----------?」
あの日・・・十束の元に駆けつけた八田と草薙。
血まみれになって屋上に倒れていた十束を抱き起こし誰にやられたか問う八田。
「無色の王」
そういった彼は最後に八田に「平気・・・なんとかなる」と言い残し、ごめんと息を引き取ったのだった・・・。
レトロなカメラに残された十束の最後の映像。
それを拾い上げた草薙。
「あほんだら--------」
降りしきる雨の中、自分を見失ったシロに、クロは抜刀すべく刀に手を添える。
引き裂かれた空気。
覚悟した衝撃は・・・シロを襲わなかった。
その時聞こえたのは、一言の格言。
「俺はお前のことは信じていない。
俺が信じるのはただひとつ、亡き主のお言葉だけだ。
一言様は見極めろといわれた。
俺はまだ見極めを諦めてはいない。
故に、幕を下ろすつもりはない。
お前はどうなんだ、シロ」
「諦めないか・・・そうだね」
一言の言葉は正しいというシロの言葉に、主を褒められ、頬を赤らめ嬉しそうなクロ。
そんなクロに思わず泣き笑いのシロ。
「キモ・・・」
おおおお!!
EDは今回は十束ヴァージョンっすか!!
「Circle of Friends」
いい歌だ~♪
サントラ入るかな?
十束の撮った写真と共に綴られた梶くんの歌が切ない。
そこには伏見も写ってる。
これはいいなぁ。
たったひとりだけ、自分の存在を見極めてくれようとしてくれる人がいる。
今のシロにはクロとネコだけが、自分が自分であると認めてくれる人。
たとえ自分が伊佐那社でなくとも・・・。
おっと次回は淡島抜刀っすか。
青のセプターたちに追い詰められるシロたち。
クロと宗像との戦闘シーンもあるのか~?
こりゃ楽しみ♪
さぁて、これからどうなっていくのか。
自分探しの旅になりそうなシロ。
無色の王とは何者か。
あの血のシャツは。
皆の中からシロの存在が消えた意味は。
ようやく物語が大きく動きそうですね(^^)
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