ずっと一緒にいる----------!!
視聴率11.8%
最期の時が近づく。
刻々と迫る時間。
それがとても丁寧に描かれて、それぞれの関係と繋がり、人としての成長も感じられるいい作品にしてくれてるなぁと。
一緒に暮らしたい。
そう願うようになった拓人と恵。
佐和子は二人の決意を聞き、了承してくれる。
だが、翔子は、二度と家に帰ってこないつもりで恵に行けと言う。
「ごめんなさい」
そう言って荷物を纏めて家を出てきた恵。
二人で一緒の生活が始まる!!
隣で大切な人が眠っている。
朝、目を覚ましたら隣に大切な人がいるしあわせ。
拓人が最初に立てた目標は『医学部入学』
その目標へ向かって一緒に頑張れる。
日常を過ごす中、
メグとたくさん笑った。
メグとシャボン玉をした。
メグと走った。
風を感じた。
恵が車椅子を押して走ってくれたのだ。
そのスピードで感じる風。
自分一人では感じる事が出来ないもの。
そんな中、守と陽菜がやってくる。
二人に結婚のプレゼントにアロマキャンドルを贈った拓人と恵。
もうすぐ結婚式を行う事になった二人。
帰りがけ、拓人が医学部を目指すという話を聞いた二人。
陽菜はそんな拓人を見ていられない。
たまらず部屋を出て泣き出してしまう陽菜を、黙って抱きしめる守だった・・・。
気持ちは絶対に応援したい。
でも、その時間が拓人似ない事も分かっているから・・・切ないよなぁ。
手伝える事はやってあげたいけど、何もしてあげられないもどかしさもあるだろうし。
そんな中、
ホームセンターの商品管理のバイトを始めたいと言い出す陸人。
いいじゃんと言いながらも、それでも裏方でも人との関わりがあるという拓人。
早速怖気づく陸人に、自分も病気の話をするのは怖かったと体験談を語るのだった・・・。
そしてアルバイト初日を迎えた陸人。
落ち着かない陸人に
「絶対大丈夫だから」と励ます拓人。
その日拓人たちは、守と陽菜の結婚式に参加することに。
しあわせそうな二人。
恵はそっと拓人の手を握りしめるのだった・・・。
アルバイトの挨拶では、人と接することが下手だからと、まず自分の説明をする陸人。
澤田陸人の取扱い説明書!!
わはは!!
そうきたかぁ!!
そんなものを作るなんて、陸人面白い奴じゃん♪
その頃。
翔子に挨拶に出向いた拓人の両親。
拓人の人生に付き合わせる事になり申し訳ないと頭を下げる二人に、自分の子だからと受け入れる翔子。
「ひとつだけいいですか。
恵は拓人くんの人生に付き合わされてるんじゃありません」
恵が考えて自分で選んだ道なのだ。
そして、恵の事をよろしくお願いいたしますと頭を下げた翔子。
送り出した時に、ある程度翔子も覚悟を決めていたのだろう。
母だから、娘の事が分かる。
でも、これでついに両親の許可も得られたのだ!!
陸人の方はバイト初日は大成功だったよう。
大はしゃぎで拓人たちに
「君、面白いね」と言われたと報告する陸人。
生まれて初めて言われた
「面白い」という言葉に大喜び。
これは大成功の一歩だったようで。
そして・・・拓人宛てに届いた翔子からの手紙。
それを恵に読ませた拓人。
恵に至らない所があれば言ってくださいねと、二人を気遣う文章。
「拓人くんを信じています。
恵が選んだ人だから。
二人のしあわせをいつも祈ってます。
恵の母 翔子」
手紙を読んで涙を流す恵の手をそっと握った拓人。
メグのお母さんが手紙をくれた。
メグが隣にいる。
しあわせが続きますように。
だが・・・時は待ってくれない。
その夜。
目を覚ました恵は、隣で眠る拓人が息をしていない事に気づく。
焦って名前を呼んだ所、自発呼吸を取り戻した拓人。
谷本の診断は睡眠時無呼吸の可能性-------。
こうなると、人工呼吸器を付けるか否かの話し合いもしなければならないと言うのだ。
ついにその日が迫る事に・・・。
すると山梨へ行きたいと言い出す拓人。
そこは拓人が小学校の頃通った道。
小学校や、毎日のように通った駄菓子屋さん。
実家にあった文集を読むと、そこには将来の夢、医者になる事と書いていた拓人。
今、それを目指している。
恵とずっと一緒にいるという事は、結婚だってできると言う守。
だが・・・呼吸筋の麻痺が始まっていると告げる拓人。
頑なな拓人の姿勢に、
守は拓人が人工呼吸器を付けない事を悟る。
付けてよと頼む守。
「簡単じゃないんだよ。
そんな事言うなら、代わってくれよ!!」
「死なないでよ。
なぁ、拓人。
頼むから死なないでよ。
ねぇ」
だが、守には当たるしかできない拓人。
人工呼吸器をつければ生きられる。
絶対に死なせない。
父はそう言った。
その間に治療法が見つかるかもしれないのだ。
それに拓人は家族に負担をかけてしまうと思っているのではないのか?
だが、今の家族の願いは、1日でも長く拓人が生きていてくれることこそが望みなのだ。
何故拓人は人工呼吸器をつける事を拒否するのか?
「怖い・・・怖いよ、メグ」
それが拓人の漏らした本音。
そんな拓人を優しく抱きしめる恵。
「私がいる。
ずーっとそばにいる」
でも、人工呼吸器をを付けたらしゃべれなくなる。
身体が動かなくて、顔の筋肉も動かせなくなって、誰にも気持ちを打ち明ける事ができないまま、それでも生き続けなければならない・・・。
「それってどういう事?」
そんな状況に耐えられなくなったらどうする?
そうなっても、一度つけた呼吸器は二度と外せないのだ。
「死にたいわけじゃない。
生きるのが怖いんだ・・・!!」
「私がいる。
私の声はずっと聞こえるでしょ?」
抱きしめればぬくもりは感じられるのではないか?
痛みを感じたら?
それを伝えられなかったら?
苦痛に一人で耐え続けなければならないのだ。
その痛みは恵が代われるものではない。
「生きる覚悟なんてできない」
「私がいる。
私のために生きて。
今を生きるって言ったじゃない」
「だから今を全力で生きようって思ったんだ」
自分で呼吸ができなくなるその日まで・・・。
拓人の中の不安と恐怖を始めて聞いた恵。
生きる事が怖いなんて・・・。
悲しすぎる。
でも、拓人の思いも分からなくもない。
生きてほしいと願うのは、患者に対するエゴなのかもしれない。
尊厳ある死・・・。
その定義がどうなされるかだよなぁ。
自分で死に際を選べないのは怖い部分ではあるだろう。
生かされてるのは、生きてるのとは違う。
自分がその立場になった時、私は早く楽にさせてほしいと願うだろうと思うし・・・。
意気消沈の拓人。
恵は仕事に行き、休暇願いを出す事に。
だが、急ぎ家に戻った所、
拓人の姿が消えていたのだ!!
いなくなってしまった拓人。
守に電話をした恵。
守もすぐに繁之に電話をかけ探しに飛び出す。
だがそこへ降り出した雨。
拓人が膝に抱えていたのは、あのボトル。
そして、拓人は雨の中、電動車椅子から投げ出され、倒れてしまうのだった------。
これが1話の冒頭に繋がる話だったんだね。
いつの話しなのかと思ったんだ。
繁之は自分の醜い部分を認めた。
その上で二人はなるべくして一緒になったと現実を受け入れた。
最初は拓人の彼女だから恵が気になった。
奪ってやって、拓人が病気になって勝ったと思った-----人でなし。
だが、計算違いだったのは、繁之が恵に本気で惚れてしまった事・・・。
でも、今はきっと繁之も二人のしあわせを願ってると思う。
二人が彼にとって大切な人である事は変わりないのだから。
さぁ。
いよいよ次回最終回。
拓人はどんな最期を迎えるのか?
それともそういう形にはしないのか・・・。
どういう結末を見せてくれるのか。
ここまで丁寧に描いてくれた物語の行方。
納得できるラストであってほしい。
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澤田拓人:三浦春馬
本郷恵:多部未華子
向井繁之:斎藤工
水島守:風間俊介
村山陽菜:山本美月
澤田陸人:野村周平
桑島すみれ:浜辺美波
谷本和志:吹越満
澤田昭夫:小市慢太郎
本郷翔子:浅田美代子
澤田佐和子:原田美枝子
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