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メタボ&ダイエット研究所リーンバルク実験室

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まみ夜

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2005/01/01
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カテゴリ:√防-ボウサイ-
長岡にて、被災地の声を聞いてきました。

あけまして、おめでとうございます。
今年もご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。

元旦早々、耳元の轟音で目が覚めました。
みなさん、親戚の子供に音が出るオモチャを上げるのは、考えものですよw

『ご注意』
この記事は、私が個人的に数名に話を聞いたダケの内容です。
全ての裏がとれているワケではありません。
信憑性につきましては、各自でご判断ください。


起きてまず、目に入ったのが、テレビでの、新潟。
山古志村の方への年賀状が、例年の三分の一程度とのコト。
これは、年賀状の送り先をどうしていいか分からなかったのも原因のようです。
両親も、「山古志村の人だから仮設住宅に入っているハズだけど、電話番号が分からないから聞けないし、仮設の住所と名前で届くか、前の住所でもいいのか分からなかったので出さなかった」。
器だけでない、精神的なケアを考えると、年賀状の配布先の告知の不足は、問題があるように思えます。
長岡の仮設住宅の集会場へ年賀状を送ろうを行えなかったのが、残念でならない。

小千谷市の二荒神社での初詣の映像は、五~六回見ました。
例えば、もっと被害の大きかった悠久山方面の蒼柴神社、山古志村にも近い高竜神社などの報道がなかったのは、小千谷のネームバリューが勝ったせいなのでしょう。

テレビといえば、お客さんは激減したけど、がんばってます、といった旅館の番組を年末に見て、(会社的に)潰れてはいないんだな、という印象を受けていました。
しかし、守門温泉は、(ホテルが、ではなく温泉そのものが)廃業など、テレビに映っているのは、幸運なトコロだけだと実感しました。

次に、消雪パイプの修復は間に合わなかったようです。
かえって、町内会などでの所有の消雪パイプが生きていて、枝道は水が出ているけど、本道には雪という状態になっています。
これでは、かなりの幹線道路が、除雪車に頼るコトになります。
しかし、長岡市営スキー場が今シーズン閉鎖のため、除雪費用(運転する人の待機費、ガソリン代)の捻出が難しいようです。
(雪が多い年は、除雪費用がかかるがスキー場からの利益で補填していた)
更に、消雪パイプによる融雪に比べて、除雪車の運用は、道路を傷めるので、補習費用も必要となります。

雪に関しては、元旦のみで山古志村には90cm近く降っているようです。
除雪、雪下ろし作業が、かなりのペースで必要になるでしょう。
正直にいって、雪下ろしは、経験のないボランティアの人には、危険で無理でしょう。
人を雇うとなると、最低で人一人一万円が相場です。
家が大きかったり、複数建物をやるとなると、それだけ人数が必要になります。
更に、避難によって、日常生活を営んでいない場所なので、地面の上にも雪が積もっています(普通は生活していれば家の周りの雪は処理されている)。
つまり、まず屋根の雪を下ろす場所を確保しなければ、作業ができないのです。

県外のボランティアにできないなら、県内の経験ある人がボランティアでやればいい、と考えた方もいるでしょう。
しかし、土建屋さんは、工事の減る冬季は、この雪下ろし作業を有料で請け負うコトで、従業員を養っています。
安易なボランティアは、地域会社の倒産にも繋がりかねないのです。

雇用を守り、雪も掘らなければならない。
こういった作業に義援金を配分せずに、使用してほしいと長岡市議会には意見書を送っていたのですが、配られてしまいました。
ほぼ無審査で、一世帯五万円の見舞金です。
長岡全域かは、確認がとれなかったのですが、お皿一枚割れていない世帯にも出ているのは、確かです。

使われ方が分からない義援金に疑問を持っていましたが、ここまで頭の悪い使われ方をされると、ショックです。
雪下ろし募金のような具体的に使われ方が決まった基金のようなモノが必要なのカモしれません。
(山古志村雪下ろし募金は、必要かもしれない。やるなら本名でになるのかな)

最後に、仮設住宅ですが、やはり問題は多いようですね。
まず、結露。
元々湿度120%なのに、ストーブで灯油を燃やすので水分が発生、冷えた窓は水滴でビッシリだそうです。
こうした水が染み込み、凍って体積が増えるコトによる建材の破損。
暖かくなってからの黴の発生など、冬を乗り切ってからの方が、より大変カモしれません。

ドアを開けて、即部屋なのも、暖房効果が悪い上、雪が吹き込んできます。
これは、雪囲いを玄関に各自が取り付けるコトで、少し解消したようです。
(テレビに映る、玄関の周りを囲む木枠と波打ったプラスチックでできた板で構成されたモノ)
まあ、これの作製は、手馴れたモノだったようですが・・・

問題視していた、仮設住宅に入ったコトによる補助金の資格剥奪は、検討されているようです。
(意見書が効いたのだと思いたいですがw)
仮設住宅を使用するにあたり、国と自治体から出る住宅再建の補助金は、貰えなくなるのが、今まででした。
今回、一部損壊については、もらえる。
半壊、全壊についても検討中のようです。
ついでに、所得(400万円以上で半額、800万円以上で0)による制限も外してほしいトコロです。

報道されないから、なんとかなって来たんじゃないか感のある新潟県中越地震の被災地ですが、まだまだです。
これからも、できる範囲での長期支援を行っていきたいと考えています。

取材と称して飲んでいたので読了ナシ





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最終更新日  2006/03/16 02:03:16 PM
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