僕が僕らしくあるために

夜中の２時に大阪を出て、一路長野へ。

ＥＴＣ利用車に対する高速道路料金の大幅割引が
始まったこともあり、名神高速道の通行量は、
普段の土曜未明と比較すると、やや多めのように
感じられます。

僕が学生の頃は、スキーシーズンの土曜未明となると、
スキー場に向かう車で、名神高速の栗東IC先や
中央道の岡谷JCT付近では渋滞が発生していましたので、
今回もそれに近い状況を覚悟していましたが、
そこまでの激しい混雑にはなっていないようです。

名神～中央道と順調に走り、駒ケ岳のＳＡを過ぎた頃には
東の空が白み始め、岡谷JCTに差し掛かった頃には、
夜が明けている状態でした。

途中の関が原付近、そして長野県内に入っても
全く降雪はなかったのですが、岡谷JCTから
諏訪湖を越えた辺りからは、突然小雪が舞い始めました。

スキーに向かうのですから、これは僥倖と言って
良いのかも知れませんが、若干道路状態が
心配になってきます。

豊科ICを下りて白馬方面に向かいますと、
対向車の中には、屋根やボンネットに
雪を積んだ車がチラホラと見かけられるように
なってきました。

途中の池田市辺りまでは何ともありませんでしたが、
大町市に入りますと、路面には雪が積もっている
状態になり、市街地を過ぎ青木湖の辺りに
差し掛かると、ノーマルタイヤでは走れないような
状態になってきました。

幸いスタッドレスタイヤを装着していましたので
影響はありませんでしたが、チェーンを巻かないと
走れない路面状況というのも久しぶりの経験です。

サンアルピナ、爺ケ岳の各スキー場を過ぎ、
目的地の白馬五竜スキー場に到着しました。
15年以上前に一度訪れたことがありますが、
当時の記憶は忘却の彼方に去り、ほとんどと言って
いいほど、記憶がありません

駐車場に向かいますと、まだ７時過ぎだというのに
結構な台数が停まっています。
ただ、駐車スペースには充分余裕がありますので、
この辺りを考え合わせても、スキー人口の減少が
感じられます。


さて。
８時の営業開始時間を過ぎ、こちらもゲレンデに
向かいます。

何本か足慣らしに麓の初級者用ゲレンデで滑った後、
ゴンドラに乗り、上部のゲレンデに向かいます。

昨日からの降雪のお陰で、麓のゲレンデでも
まずまずの雪質でしたが、ゴンドラに乗っての
上部ゲレンデは、正にサイコーでした！！

ゲレンデは、３月の末とは思えないパウダースノーですし、
新雪も積もっていますので、ゲレンデの両端部は
バージンスノーが楽しめるような状態でした。

ターンで踏み込むと、粉雪が舞い上がる状態で、
このような状態だと、自分が上手く滑れているような
勘違いをしてしまうのですよね

ただ、このような状況下、一部のボーダーの方々が、
かなりムチャな滑りをされているのには閉口してしまいました。

まぁ、僕自身も若かりし頃は似たようなものだったと
思いますので、善人面をして批判するつもりはありませんが、
万が一、前方を滑っている人が転んだ場合、
そのスピードと間隔で避けることが出来るのかな？と
思ってしまいますし、自分のエッジが雪面を削る音が
前方の滑走者（特に初心者の方）に不安を与えることを
もう少し意識してもよいのではないのかな？と
感じてしまいました。
ま、僕も歳を取ったということなのでしょうね。^_^;