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電気自動車の量産についての情報が伝わる
日産自動車ですが、本日開催された株主総会後の
記者会見で、ゴーン社長が「（国内に続き）2012年
までに米国で生産を立ち上げる」と正式に発表された
ようです。（記事はこちら）

アメリカでの生産台数は、「年産10万台以上」との
ことですから、来秋に量産開始が伝えられる
追浜工場での年産5万台規模を上回る生産台数と
なります。

電気自動車といえば、既に三菱自動車や富士重工業が
軽自動車ベースの車両を発表していますが、
噂によると日産のそれは「ミニバンタイプ」とのこと。

あくまでも「噂」ベースですので、真贋定かではありませんが、
もし日産の電気自動車が、1500～2000cc級のミニバンで
あるとするのならば、かなり興味深いと思っています。

ご存知の通り、減税制度やマスコミの脚光を浴びた影響で、
トヨタの新型プリウス、そしてホンダの新型インサイトには
凄まじい勢いで予約注文が入っていることが伝えられています。

また、ジリジリと高騰が続いているガソリン価格を考えると、
燃費の良いハイブリッド車への転換は、
今後の主流となることが予想されます。

ただ、ハイブリッド車には高度な技術力と
特許関係の問題も絡み、各自動車メーカが
おいそれと手を出せる分野ではなくなりつつあり、
その点では電気自動車の方が、開発余地
そして将来性を含めると、競争性が高いとも
言われています。

その中で登場した三菱自動車、そして富士重工業の
電気自動車ですが、技術的には充分市販車レベルだとは
思いますが、汎用性についての疑問を感じています。

これに対して日産の電気自動車については、
前述の「噂」も含めて、少し期待感を持っている
次第です。

7月上旬にも来秋生産予定の実車が、日産本社前に
展示されるとの話しですので、ベールを脱ぐ時を
心待ちにしています。