僕が僕らしくあるために

元々の予定では、10月7日にエギングに出かけるつもり
だったのですが、台風18号の接近により断念。
それでは・・・と代替日程を調整し、今日15日に
改めて出かけることにしました。

ところが、関西周辺では今年は今一つアオリが不振のようで、
あまり良い情報が聞こえてきません。
今回ご一緒させていただく方は、本来はグレのトーナメンター
でして、そこに「（那智）勝浦でグレが好調」との情報が入り
「BANくん、磯釣りでもいい？」とのことになり、
急遽「磯釣りデビュー」ということになってしまいました

水曜日に仕事を終え、夜の12時に大阪を出発。
阪神高速湾岸線から阪和道を経由して和歌山県田辺市に向かい、
そこからは国道42号線をひた走り、那智勝浦に到着したのは
午前４時。
磯渡しは５時半出船とのことでしたので、５時過ぎまで仮眠し、
いざ出漁！と相成ったしだいです。

平日ということもあり、渡磯したのは僕ら２人を含めて
７人ほど。
磯釣り童貞という僕のことを考えて、同行して下さった
方が選んだのは「ワイチ（和市）」という足場の良い１級磯でした。

渡磯し一通りの釣り方を教わり、いざスタート！
週頭の連休期間中には、30cmオーバーが数釣れたとのこともあり
期待に胸が膨らみます。

足元にマキエを打ちますと、ワラワラとフグやらハゲが
寄って来ます。
足元にエサ取りを集めておいて、少し沖目にフカセの仕掛けを
投入します。

普段はサビキをメインに、時々ルアーという軟弱釣り人ですので、
フカセ釣りとなりますと、子供の頃に近所の川でモロコを
釣って以来のことになり、今一つ感覚がつかめません

何度かアタリらしきものがあるものの、上手く針に乗せる事が
出来なかったのですが、数度目にようやくヒット！
釣れ上がってきたのは15cmほどの木っ端グレでした。

まぁ、嬉しいことには違いないのですが、
このサイズですと波止でもお目にかかるサイズですので
今一つ有難味がありません

「贅沢は敵だ！」ということで、この後も釣り続けておりますと、
とにかくアタリは多く、ほぼ入れ食い状態なのですが、
サイズは15cmから17～18cm、なんとか20cmに届こうかという
程度で、連休中に釣れ盛ったとの30cm級は姿どころか
気配すら感じられません。

結局お昼の12時まで釣り続けたところ、前述の木っ端は
数限りなく釣れましたが、20cmを超えるサイズとなると
５匹ほどで、最大寸は25cmという結果に終わりました。

贅沢を言ってはいけないのですが、１枚ぐらい大きいのが
来て欲しいところではありました。
ただ、普段の僕は前述のようにサビキメインでやっていますので、
磯釣師から見ると、かなり釣り方といいますか
竿の持ち方や扱い方が「なっていない」そうなのです。

「そんな竿の持ち方してたら、大物が来たら竿を持っていかれるよ」
とか、「大きいのが来たら、すぐに伸されるよ」など、
「数限りない」ご指導をいただく羽目になってしまいました

次回、磯に上がれることがいつになるのかは分かりませんが、
それらの注意を忘れることなく、いつか出会えるであろう
「大物」を仕留められる様に、意識しておきおたいと思います。

しかし、那智勝浦は遠いですねぇ。。。
白浜までは大阪から高速道路が繋がりましたので
２時間少々になりましたが、そこからは延々と国道を
更に２時間以上走らなければなりません。

もう少し近ければテンションも上がるのですが、
あの距離と時間だと、軽々しくは行ってみたいと
思えませんねぇ。。。