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2023/05/09
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★忘備忘却録/きょうの過去帳・
◆ 出来て間もない銀座・松屋の屋上から地上へダイビングした奴が出現(1926年)。無茶しやがって・・・
◆ 女王エリザベス2世からMBE勲章を授与されたリヴァプールの悪童グループが最後のアルバム『Let It Be』発売(1970年)。
◆ 350年前にガリレオ・ガリレイを地動説を唱えたことで有罪にした件に関してローマ教皇がエクストリーム・謝罪(1983年)。)
【彷徨癖者/如水の愛犬 “ハクとココ”が悲嘆・感嘆 / 令和4年05月09日

海外人気の「着物」をアップサイクル、文化起業家の創業5年物語 =終節=​
=ForbesJapan / スタートアップ /2023.05.04 / 督 あかり | Forbes JAPAN編集部


今後は、阪急うめだ本店(5月3〜9日)、ジェイアール名古屋髙島屋(5月24〜30日)、博多阪急(6月7〜13日)でポップアップを順次展開する。実は、名古屋髙島屋は、売上規模が大きな売り場で、靴だけでは出展が難しかった場所だ。まだ一部の「服好き」にしか知られていないブランドがより広く認知されるチャンスとなる。

日本と世界を「結ぶ」ブランドへ
次なるステップは「Relier81として海を渡る」ことだ。
元々は日本と海外を「結ぶ」ために作ったブランドだ。「1年目の苦い思い出でもあり、ブランドの礎にもなっている(海外展開の)アクションを無駄にしたくないんです。リブランディングで国内販売を強化しつつ、海外でも販売の機会を狙っていきます」と胸中を明かす。

さらに田尻は自社のブランド拡大だけでなく、もう少し広く鳥の目で未来を思い描いている。最近は、学生の街でもある京都で、京都工芸繊維大学や京都芸術デザイン専門学校との産学連携の授業なども積極的に引き受けてきた。学生たちに着物を身近に感じてもらうだけでなく、キャリアの選択肢を少しでも広げてもらいたいという思いがあるからだ。

「学生たちと接していると、伝統やSDGsに関心が高い世代だと感じています。そんな若者と年の近い起業家たちがつながり、さらに職人さんなども含めて世代を越えたコミュニティを作っていくことで、伝統を生かした新たなアイディアが生まれ、次世代への発信にも貢献できたらと思っています」

京都から世界へ──。伝統産業のコミュニティ構想は田尻自身、ひとりでは成し得ないことだと言う。ただ、文化起業家が多く生まれる京都の地の利を生かし、カルチャープレナーたちが束となって発信していく考えは可能性を秘めている。



​上海で拘束された台湾「八旗文化」編集長、何が中国を刺激したのか?​
=NewsWeek_ Opinion / 2023年05月01日(月) /ユーラシアウォッチ 楊海英
3月末に上海にいる母親に会いに行ったところ、中国当局に拘束された台湾の八旗文化出版の編集長・富察(フーチャー)氏が、世界各国のメディアから注目されている。

八旗出版は私の本も複数、日本語から中国語に翻訳して出してくれた。彼の出した学術書を断罪するならば、私は間違いなく「共犯者」の1人である。説明責任を果たすためにも、その経緯と背景について書かなければならない。

岩波書店から2009年に出版され、司馬遼太郎賞を受賞した拙著『墓標なき草原―内モンゴルにおける文化大革命・虐殺の記録』は、2014年に八旗出版から翻訳・刊行された。共産党決議により正式に否定されつつ、いまだにタブー視される文化大革命(以下、文革)について、歴史学の視点から書いたものだが、2016年に文革発動50周年を迎える予定だったこともあり、中国語圏で広く読まれた。

その後、『モンゴルとイスラーム的中国』(風響社、後に文春学藝ライブラリー)、『逆転の大中国史』(文藝春秋)、そして『モンゴルと中国のはざまで―ウラーンフーの実らなかった民族自決の夢』(岩波書店)も翻訳して出してくれた。いずれもモンゴル草原とシルクロードに憧れる台湾の読者が、そこに暮らす人々の生き方についての理解を深めるのに役に立った、と台湾の出版関係者やメディア人から聞いたことがある。

台湾人の歴史観を変えたい、と富察氏と私は語り合った。日本はかつて台湾の宗主国で、中国は現在、領有権を主張して譲らない。では、世界史的に見れば、台湾と日本との関係、台湾と中国との関係、さらには日本と中国の関係についても世界の中で相対化する必要があるのではないか。そうした目的から私は彼に講談社の「興亡の世界史」シリーズを紹介した。

日本の大手出版社が数年ごと、冒険的に出す世界史シリーズは各国で好評だが、版権取得に資金がかかり、売れなかった場合は会社がつぶれる危険性もある。それでも富察氏は堅い意志でそのシリーズを購入し、数年かけて刊行した。

「興亡の世界史」シリーズの中国語版は成功した。当然、対岸の中国も出版したいと交渉してきた。台湾の翻訳は精確でレベルも高い。問題は内容だ。「興亡の世界史」シリーズの日本人歴史学者の見方は大抵、中国政府と合わない。検閲が通らないと、一方的に改ざんされる。中国による改ざんに複数の日本人歴史学者が抗議していたのを私は傍らで見ていた。改ざんされても、日本の研究水準の一端を中国の読者に伝えたい、と彼は努力していた。

では、何が検閲で引っかかるのか。例えば、シリーズの中の杉山正明・京都大学名誉教授による『モンゴル帝国と長いその後』は、ユーラシア史の中のモンゴルの活動とその継承国家である清朝や帝政ロシアの変貌について述べているが、モンゴルは世界的な民族であって、「中国の少数民族」としては収まらないこと、民族問題の遠因には今の中国政府の不寛容があると示唆している。こうした本を読めば、中国のモンゴル人たちが栄光の過去に目覚め、立ち上がって民族問題を起こすのではないか、という杞憂が北京当局になかったとは言えない。



「満洲人は漢化しなかった」
富察氏は満洲人である。当然、大清帝国を建てた祖先の歴史にも関心が強い。彼は父祖の真の歴史を知ろうとして、ハーバード大学のマーク・エリオット教授を代表とする「新清史」の作品を積極的に翻訳し公刊した。

新清史が登場したのは1990年代。清朝の支配者である満洲人が残した満洲語とモンゴル語の資料を読み込み、人類学の理論と併せて分析する斬新な研究手法である。満洲語とモンゴル語は清朝の公用語なので、第一次史料を使うのは歴史学の基本中の基本である。そして、人類学の理論を駆使して見ると、満洲人は「漢化」していなかったという事実が明るみに出た。それまでの中国の歴史家と政治家による解釈と正反対の結論である。中国は「武力の面では満洲人とモンゴル人に負けていたが、偉大な中華文明が最終的に野蛮な満洲人を同化した」と自負していた。

中国も最初は新清史の理論を歓迎していたし、歴史家たちも学ぼうとしていた。しかし、最終的には中国ナショナリズムが優勢となり、「満洲人は漢化しなかった」との見解も許容できなくなった。
新清史の結論は富察氏自身の見方と一致していた。彼は満洲語こそ上手く話せなくなったが、満洲人としての誇りを持ち、満洲文化の維持と発展にも力を入れていた。そして、台湾の満洲学者に就いて満洲語も学習していた。

富察氏の個人としての信念、編集者として携わってきた出版が「国家に有害な活動」とされ、拘束されたと中国は認めている。1日も早く彼が解放されるよう、日本の出版界と研究者たちも声を出してほしい。そうしなければ、いずれ日本の出版界と学界も中国から干渉を受けることになるだろう。

​【動画資料】興亡的世界史|八旗文化 (六分鐘版)​      ​https://youtu.be/VWWP2OFsrzM

古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。  
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Last updated  2023/05/09 05:30:08 AM
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