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2023/05/18
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★忘備忘却録/きょうの過去帳・
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【彷徨癖者/如水の愛犬 “ハクとココ”が悲嘆・感嘆 / 令和4年05月18日

​プリゴジンはプーチン史上最大の裏切り者?─
   暗いな暗いなクライナにバフムトを売ろうとしたと米紙が暴露​

=NewsWeek_ Opinion / 2023年5月16日(火) ブレンダン・コール


ロシア大統領府は、ロシア大統領府が民間軍事会社ワグネルの創設者エフゲニー・プリゴジンを「国家反逆罪に問う可能性がある」とする報道を否定した。

ワグネルの傭兵部隊はウクライナ東部の激戦地バフムトで戦闘を続けており、プリゴジンはこれまで、ロシア軍の上層部に弾薬の提供を訴えてきたが無視されたとして、ロシア国防省を繰り返し非難してきた。

こうしたなか米ワシントン・ポスト紙の報道によれば、プリゴジンが1月に、ウクライナ国防省情報総局(GUR)に対して、ウクライナがバフムトから部隊を撤退させればロシア軍部隊の位置情報を提供すると打診していたことが分かった。流出した米国防総省の文書から判明したという。

ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフこの報道について、「評価の高い新聞」さえが報道してしまった「馬鹿げたデマ」と一蹴したと、ロシア国営通信社のRIAノボースチは伝えた。 本誌はこの件についてロシア国防省にコメントを求めたが、返答はなかった。

ワシントン・ポストはまた、プリゴジンがアフリカで電話および対面でウクライナの情報当局とやり取りを行ったと報道。ロシア側には弾薬が不足しているとして、ウクライナ軍にもっと攻撃を強めるよう促した、とも報じた。

ウクライナは信用せず
プリゴジンはまた、ウクライナ政府にクリミアを攻撃するよう促したほか、バフムトにいるロシア軍部隊の詳細な位置情報を提供すると申し出たという。ウクライナ政府はプリゴジンを信用せず、彼の申し出を断ったということだ。

ワシントン・ポストの報道を受けて、プリゴジンはメッセージアプリ「テレグラム」に「(GURトップの)キーロ・ブダノフと私はまだアフリカにいる」と投稿して同紙を揶揄。「我々には何も隠すことはない」とつけ加えた。

プリゴジンを繰り返し非難してきたロシアの軍事ブロガーで、ウクライナ東部の親ロシア派武装勢力の司令官を務めたこともあるイーゴリ・ギルキンも、珍しくプリゴジンを擁護した。
「個人的にはどんなにプリゴジンが嫌いでも、彼がロシア軍の機密情報を渡してバフムトを売るとは思わない」とギルキンはテレグラムに書いた。

「プリゴジンは明らかに精神病質者だが、敵と直接接触するほど愚かではない」。そんなことをすれば、「国家反逆罪に問われる」危険があることは分かっているはずだ、と述べた。
それでもソーシャルメディアユーザーの間では、プリゴジンがウラジーミル・プーチン大統領を裏切ったという報道が持つ重大な意味について、さまざまな憶測が飛び交った。



非政府組織「インスティテュート・フォー・ヨーロピアン・インテグリティ」の上級調査研究員オルガ・ロートマンは、「これが事実かどうかに関係なく、プリゴジンに残された日々がこれまでよりもずっと短くなったのは確かだ」と述べた。「彼は(戦闘で負け続けた)昨秋から既に死んだも同然だった。今後、彼が亡命するかどうかが興味深いところだ」

ウクライナメディア「ニュー・ボイス・オブ・ウクライナ」に寄稿しているジャーナリストのユアン・マクドナルドは、次のようにツイートした。「プリゴジンに関するこの情報リークの最も重要なところは、今や彼が反逆者のように見えることだ。国家に対する反逆行為は、プーチンが何より嫌うところだ」

米シンクタンク「外交政策研究所」で政治リスクの分析を行っているアンドラス・トスジフラはツイッターにこう投稿した。「かなり割り引いて聞いたとしても、まったくのでたらめには聞こえない。プリゴジンはよほど自らの有用性をアピールし続ける必要があるだろう」

プーチンは知っていた?
英シンクタンク「王立統合軍事研究所」のアソシエートフェローであるサムエル・ラマニは、プリゴジン「反逆」の情報をめぐって関係者は「興奮状態」だが、「額面どおりに受け取ってはいけない」とツイートした。

「戦時において交戦中の当事者同士が連絡を取り合うことについては、前例がない訳ではない」と書き込み、さらにこう続けた。「それにプリゴジンの脱線にはいつも、皮肉が込められている」
さらに彼は、ウクライナと西側の情報当局はプリゴジンの申し出が「誠実なものではなかった可能性」があると考えており、ウクライナの情報当局は、「プリゴジンがバフムトを売ろうと持ちかけたことはロシア大統領府も知っていることに気づいていた」ともつけ加えた。



​ロシア、未明にキーウを異例の猛空爆 
  ウクライナ、弾道ミサイル6発など全ミサイル撃墜​

=REWUTERS 2023年5月16日(火)
ロシア軍は16日未明にウクライナの首都キーウ(キエフ)を複数回にわたり空爆した。市当局者はドローン(無人機)や巡航ミサイルを使った異例の激しい空爆が行われ、おそらく弾道ミサイルも使用されたとの見方を示した。
その後、ウクライナ軍は未明に発射されたミサイル18発全てを撃墜したと表明。うち6発は極超音速ミサイルだったと述べた。

キーウへの空爆は今月8回目。

キーウ市の軍管理当局責任者は「異例の頻度だった。最も短時間に最多の攻撃ミサイルがあった」と通信アプリ「テレグラム」に投稿。「暫定情報によると、キーウ空域で敵のターゲットは大部分が検知され、破壊された」と説明した。

ウクライナ軍は、ミサイル18発、イラン製無人機「シャヘド」6機、無人偵察機3機をウクライナ国内で撃墜したと表明。撃墜したミサイルは航空機から発射された弾道ミサイル「キンジャル」6発、黒海の艦船から発射された巡航ミサイル「カリブル」9発、地上発射型ミサイル「イスカンデル」3発としている。

ウクライナ軍のナエフ統合軍司令官は「パニックと混乱を引き起こすことが敵の狙いだろう。だが(キーウを含む)北部作戦地域では全てが完全な管理下にある」と述べた。
ロイター記者によると、キーウでは非常に大きな爆発音が連続して聞こえた。クリチコ市長は、市の西部地区では落下した破片によって数台の車で火災が起き、建物が損傷したと説明。3人が負傷したという。

また、キーウ市の南東に位置し主要な民間空港があるボリスピリ市南部では防空システムが無人機攻撃を撃退しているとした。空港は現在閉鎖されている。
軍管理当局によると、他の地区では大きな被害は見られず、現時点で負傷者の情報はない。
16日未明にはウクライナのほぼ全土で空襲警報が発令された。 [ロイター]

​【動画資料】​ Russia launches intense air attack on Kyiv ​https://youtu.be/phGzW_-mepA


古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。  
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Last updated  2023/05/18 05:30:08 AM
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