カテゴリ:【如水・壺公慷慨】
★忘備忘却録/きょうの過去帳・狂★ ◆ 納豆の日。また茨城と秋田の納豆発祥を巡った論争の初日。ウルトラマンの日でもある。 ◆ 天皇陛下御臨席の下で蘇我入鹿がリンチされ、その親父も粛清されました(645年=乙巳の変)。 ◆ 『ウルトラマン』の第1話となるはずだった事前番組『ウルトラマン前夜祭 ウルトラマン誕生』が放送される(1966年)。【彷徨癖者/如水の愛犬 “ハクとココ”が悲嘆・感嘆 / 令和4年07月10日】 クラスター弾とは何か、なぜアメリカはウクライナへ供与するのか =BBC News Japan / 2023年7月08日 / フランク・ガードナー、BBC安全保障担当編集委員 アメリカ政府は7日、ロシアの侵攻と戦うウクライナを支援するため、クラスター弾を供与すると発表した。クラスター弾の使用について批判は多く、100カ国以上がその使用などを禁止している。今後さまざまな人権団体から激しい批判が予想される。 クラスター弾とは クラスター弾は、1つのロケット砲やミサイルや砲弾が飛行中、多数の小型爆弾が広範囲に飛び散る仕組みの兵器。飛び散った小型爆弾は着弾と共に爆発する設計だが、相当数は不発で終わる。特に、濡れた地面や柔らかい地面に着弾した場合、不発となることがある。 不発として残った小型爆弾は後日、誰かに拾われたり踏まれたりした際、その人を死傷させる危険がある。軍事的には、地中に穴を掘った塹壕(ざんごう)や要塞(ようさい)化した位置を拠点としている兵に対して、恐ろしいほど攻撃の効果が高い。クラスター弾がいったん落下すると、その一帯から不発弾を徹底的に撤去しない限り、その範囲内での移動は危険すぎるという結果をもたらす。 なぜ禁止されているのか クラスター弾は殺傷力が高く、不発として残った一部が無差別に民間人に危害を及ぼす危険がある。2008年に採択された「クラスター弾に関する条約」は、クラスター弾の使用、開発、生産、取得、貯蔵、保有及び移譲並びにこれらの活動を行うことについて援助、奨励及び勧誘を行わないことを約束するもの。これまでに日本やイギリス、フランス、ドイツなど100カ国以上が署名している。 着弾して住宅地や農地に不発のまま放置された小型爆弾は、小さいおもちゃにも見えるため、好奇心からそれに触れたり拾ったりする子供が、被害を受ける危険がとりわけ高い。 複数の人権団体はクラスター弾を「おぞましい」兵器と非難し、その使用は戦争犯罪にさえ相当するとしている。 【動画資料】 大事なものを取り返すため、取り返しのつかない喪失……反撃するウクライナ軍に https://youtu.be/d9LUvU3EzkU 誰が今も使っているのか 2022年2月にロシアのウクライナ侵攻が本格的に始まって以来、ロシアもウクライナも、お互いにクラスター弾を使用してきた。 どちらの国もクラスター弾条約に参加していない。アメリカも同条約に参加していないが、ロシアが頻繁に使用することをアメリカは過去には批判してきた。 ロシア製クラスター弾の不発率は40%だとされている。つまり、多くの小型爆弾が危険な状態で地面に放置される。それに対して平均的な不発率は20%近くだという。 米国防総省は、アメリカ製のクラスター弾の不発率は3%未満だと推計している。 なぜウクライナはクラスター弾を要求しているのか ウクライナの砲弾不足が深刻化している。ロシア軍と同様、ウクライナ軍も非常に速いペースで砲弾を消費しており、西側の同盟諸国による補充が間に合わないからだ。 ウクライナ南部や東部の戦場では、両軍ともほとんど前進することなく膠着(こうちゃく)状態が続いている。そこでは、砲弾が最も重要な武器なのだ。 ロシア軍は全長1000キロに及ぶ前線のいたるところに塹壕や拠点を掘り、徹底的に守りを固めている。ウクライナ軍は現在、そこからロシア勢を追い出さなくてはならないという、大変な作業に取り組んでいる。 それにもかかわらず砲弾が足りていないという状況で、ウクライナはアメリカに、クラスター弾の補充を要求した。 前線の随所に掘られた塹壕で守備にあたるロシアの歩兵を狙い撃ちにするため。 アメリカ政府にとって、これは決して簡単な決定ではなかった。与党・民主党内からも、多くの人権活動家からも、厳しく非難されている。クラスター弾の供与をめぐる議論は少なくとも半年前から続いていたものだ。 アメリカの決定の影響は ウクライナでの戦争についてアメリカ政府はこれまで、道義的な正当性は自分たちにあるという姿勢を堅持してきた。今回の決定の直接的な影響として、アメリカのその姿勢が大きく揺らぐことになる。 ロシアが数々の戦争犯罪を重ねてきたとされる内容は、数多く記録されている。しかし今回の動きは、アメリカの偽善を表すものだと批判されるだろう。 クラスター弾はおぞましく残酷な無差別兵器だ。世界の大半で禁止されているのは、それなりの理由があってのことだ。 今回の決定でアメリカの歩調は、他の西側諸国と多少ずれてしまうはずだ。そして、西側の同盟関係に多少なりともひびが入ったという、そういう見た目こそ、まさにロシアのウラジーミル・プーチン大統領が求め、必要としていることだ。 (英語記事 What are cluster bombs and why is US sending them to Ukraine?) 【動画資料】The Power of the CBU-105 Cluster Bomb in Action to Destroy 40 Tanks With One Shot : DCS World https://youtu.be/v3kqDotIQDc 不発率2.5%以下のみと米補佐官 / 使用中止を求める声 =BBC News Japan / 2023年7月08日 アメリカ議会でも一部の議員はバイデン政権に、戦場でのメリットよりも人道的な損失のほうが大きいと主張し、クラスター弾供与を中止するよう求める声が出ている。 北大西洋条約機構(NATO)加盟諸国は今月11~12日に、リトアニアのヴィリニュスで首脳会議を開く。今回の米政府の決定が、議題になる可能性もある。 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- ・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023/07/11 05:44:57 AM
コメント(0) | コメントを書く |
|