カテゴリ:【如水・壺公慷慨】
★忘備忘却録/きょうの過去帳・狂★ ◆ 杉原千畝が、赴任先で極めて良質な背任行為・売国行為及び犯罪者逃走幇助に手を染め始める(1940年)。以後2か月近く犯行を継続し、2千人以上の逃走幇助。 よって、終戦直後に杉原はクビに。 ◆ 巨人軍の総本山の隣に遊園地が開業(1955年)、テレビとのセットによる巨人真理教の洗脳が本格化。 ◆ スーダンの南側が分離独立(2011年)するも、適当な国名が無かったので南スーダンと取り敢えず名乗る。【彷徨癖者/如水の愛犬 “ハクとココ”が悲嘆・感嘆 / 令和4年07月09日】 焦点:北方拡大するNATOの「ロシア封じ込め」戦略 =前節= =記載原稿元 / 2023年7月6日 / ロイター編集;Anne Kauranen記者、Johan Ahlander記者 5月に行われた大演習では、米国や英国、ノルウェー、スウェーデンから1000人近い同盟軍部隊が参加し、フィンランド軍約6500人や軍用車両1000台とともに、原野を貫く高速道路を埋め尽くした。 米陸軍野戦砲兵隊長のカート・ロッシ大尉は、隊を指揮して多連装ロケットシステムM270を運び込んだ。 最初はドイツからバルト海経由で海上輸送し、それから北部に向けて900キロ近くをトラックで運んだ。 「これほど(ロシアに)近づき、フィンランドで演習を行うのは初めてだった」とロッシ大尉は言う。 バルト海沿岸でロシアとの紛争が生じたらどうなるか。ロシアはサンクトペテルブルクとカリーニングラードにかなりの戦力を保持しており、5月演習でNATOが使った輸送ルートは危険にさらされることになる。 その場合、最北部を東西方向に横断する鉄道が代替ルートとなり、情勢を決定づける可能性がある。 <新鋭潜水艦への期待> もっとも、そうしたリスクもスウェーデンのNATO加盟により低下するかもしれない。 スウェーデン海軍第1潜水小艦隊を率いる前出のリンデン司令官は、バルト海の水面下で、現在スウェーデン海軍に所属する4隻の潜水艦の1つ、「ゴトランド」の艦長室に記者を案内した。スウェーデンの参加により、バルト諸国に配備されるNATO加盟国の潜水艦は2028年までに合計12隻になる予定だ。 キール大学安全保障政策研究所は、ロシアがバルト海に展開する潜水艦を今後数年で1─3隻追加して合計4隻とすると予想。この他に、現代的な戦闘艦約6隻からなる水上艦隊があり、カリーニングラードの部隊には、中距離弾道ミサイルも配備されている。 長年ゴトランド艦長を務めたリンデン司令官は、「この艦長室は世界で最も孤独な場所かもしれない」と語る。通常2─3週間に及ぶ任務では、司令部とまったく連絡を取らないという。 同研究所のセバスチャン・ブランズ氏によれば、ゴトランドはドイツの新鋭潜水艦「212型」と同様、NATOに所属する最先端の通常動力潜水艦の一つとなり、大部分の他の通常動力潜水艦よりもはるかに長期間、母港を離れることができるという。 「疑いなく、ゴトランド級とドイツの212型は世界で最も高性能な通常動力潜水艦と言えるだろう。これらに勝る潜水艦はない。特に静粛性という点で、使用しているエンジンから見て特に静かで、操作性も高い」と、ブランズ氏は指摘する。 リンデン司令官は、潜水艦戦においてまず求められるのは、敵の所在を確認することだと語る。乗組員が不注意にレンチを落としたり、戸棚の扉をバタンと閉めたりするだけで、敵に探知されかねない。 「艦内ではひそひそ声で話す」とリンデン司令官。「命令を叫んでいるような映画は信用しない方がいい」 ゴトランドの母港カールスクローナは、カリーニングラードとはバルト海を挟んで約350キロの距離にある。欧州安全保障協力会議によると、バルト海を航行する船舶は平均1日1500隻で世界でも最も混雑する水域の1つだ。バルト海から外洋に出るには、デンマークとスウェーデンの間のカテガット海を通るしかない。 水深が浅く混雑したこの水路は、狭い3つの海峡を抜けていくしかない。潜水艦が通過しようとすれば探知されてしまう。 <音響測定能力> 3つの海峡のうち1つでも封鎖されれば、スウェーデンとフィンランドへの海上貨物輸送は大打撃を受け、バルト海諸国は完全に孤立する。だがスウェーデンがNATOに加盟すれば、そうした事態は回避しやすくなる。スウェーデンの潜水艦により、NATO側の探知能力が高まるからだ。 リンデン司令官は、ゴトランドの乗員がロシア艦艇の音を探知することはときどきあるという。音が届く範囲は、季節によっても変わる。同司令官によれば、冬場ならエーランド島あたりの音も聞こえるという。英国のロンドンとバーミンガムの間の距離より少し長い。 「ストックホルムのあたりにいて、エーランド島北部のブイをつなぐ鎖の音が聞こえる」と、リンデン司令官は言う。「夏場は、3000メートルくらいしか音が届かない」 2028年までにスウェーデンに新型潜水艦が配備されれば、こうした能力も向上する。ブランズ氏によれば、「A26」と呼ばれる新型艦は、艦や乗員を危険にさらすことなく、水中遠隔操作機(ROV)や潜水戦闘員、そして自動操縦型機を展開できる。 「任務によっては、パイプラインやデータ通信ケーブルを保護するROVを展開したり、夜に紛れて潜水戦闘員を上陸させるなど、あらゆる可能性が考えられる」 こうした能力があれば、スウェーデンがバルト海の往来を制御できる余地が高まる。 国際戦略研究所のニック・チャイルズ上級研究員(海軍・海上安全保障)は、「ドイツを筆頭に、スウェーデンとフィンランドの新たな参加も含めた全戦力を計算すると、バルト海の軍事バランスは本当に大きく変化した」と語る。 「ロシアのバルト艦隊の自由な活動は非常に困難になるだろう」とチャイルズ氏は言う。 「とはいえ、NATOにとってはそれでも脅威となり得る存在だ」 (Anne Kauranen記者、Johan Ahlander記者、翻訳:エァクレーレン) 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- ・・・・・
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Last updated
2023/07/09 05:10:06 AM
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