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カテゴリ:ビジネス
タイトルだけで買うんじゃなかったシリーズです。
ラリーページ、セルゲイブリン、孫正義、スティーブ・ジョブズ、ジェフベゾス、フィリップコトラー、鈴木敏文、アンドリューグローブ、ルイスガースナー、リークァンユー、松下幸之助 主にビジネスで成功を収めた人(一部政治家と学者も含まれている)たちの例に学び、ビジネスを論理的に分析してみようという本。 各章に「この経営者はこの後どのようにビジネスを展開したでしょう」という感じのトレーニング(演習)みたいのがあるのだが、正直な感想としてはただ上記の人たちが実際に行ったことを書き連ねているだけで読んでて面白くなかった。 自分が思っていたのはロジカルシンキングのトレーニングであって、経済とかビジネスの本だと思っていなかった。パッと読みで1時間ぐらいで終わらせた。 いつもマーカーで印をつけたところを見返しながらこれを書いているのだが、見返す気になれなかったので今回はほとんど感想だけになります。 タイトルは明らかに合っていない。この本にタイトルを付け直すとしたら「一流経営者に学ぶビジネス戦略 深い洞察から得られるひらめき力」といったところだろうか。 見えない消費者のニーズを掘り起こして新たなビジネスやシェア獲得に結びつけることが書いてある。 Amazonにしても、アップルにしても、特別な技術を使っているわけではない。 Amazonの場合で言えば、倉庫に巨額の投資をするという今までの常識じゃ考えられないことをして成功した。 アップルの直感的なUIが世界を席巻した。 目の付け所というか、常識にとらわれない発想。 そのためのヒントぐらいは本書で得られるかもしれない。 これを読んでもロジカル思考やひらめき力が鍛えられるとは思わないので×にしましたが、一流経営者のビジネス戦略について学びたい方は一読ください。 【中古】 超ロジカル思考 「ひらめき力」を引き出す発想トレーニング /高野研一(著者) 【中古】afb お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年08月04日 07時04分42秒
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