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30代サラリーマンの読書日記 ~本の感想・あらすじ~

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2021年08月06日
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カテゴリ:マネー
言わずとしれた名著。

47歳にしてセミリタイアした著者がいかにして資産を形成してきたのかを
主に幼少期の経験から記している。


「金持ち父さん」は友人のマイクの父親のことで、中学までしか出ていないが、
お金に関する知識を持っておりいくつもの事業を手がける資産家である。

「貧乏父さん」は自分の父親である。高度な教育を受けて高い給料をもらっているものの、
日々請求書に追われて金銭的に豊かになれない。


お金について何も学ばずただガムシャラに働き続ける人たちのことを「ラットレース」に巻き込まれていると言っている。
「ラットレース」とは、ネズミがカゴの中のクルクル回るやつでひたすら走り続けているのを例えている。

朝起きて、仕事に行き、請求書を支払う、の繰り返しで、給料が多くもらえるようになっても支払いが増えるだけでパターンの繰り返しからは抜け出せない。

ラットレースから抜け出す唯一の方法は、会計と投資に関する能力を高めることであると力説している。

たいていの人は、いい学校にいっていい会社にすればいいという考えしかなく、お金に関する知識がない。



どれだけの金を稼げるか、ではなく、どれだけの金を持ち続けることができるか。

金持ちは資産を手に入れる。
中流以下の人たちは負債を手に入れ、資産だと思い込む。
資産は私のポケットにお金を入れてくれるが、負債は私のポケットからお金をとっていく。

多くの人は持ち家を資産だと思い込むが、持ち家は負債である。
住宅ローン、固定資産税、維持費など、家を買った瞬間から多額の負債がのしかかり、人は支払いに追われる。

金持ちは株、債券、投資信託、収入を生む不動産、等のお金を生み出す資産を持っている。
お金によってさらにお金を生み出すことができるのだ。

上記の資産を上手に運用するためには、会計・投資などのファイナンシャルリテラシーが必要になるということ。

知識がないから、たいていの人は一生懸命に働いてお金を貯めることしか思いつかず、それでも足りなければ借金をしてしまうのだ。



でもすぐに会社を辞めて事業をしたり不動産投資したりすることはできない。
働くのなら、いくら稼げるかではなく何を学べるかで仕事を探す。

多くの人は安定した仕事を見つけることを重視しており、退職金や年金など会社から与えられる恩恵を目当てにしている。
短期的に見れば有利だが、それは長期的にみれば悲惨なことになりかねない。



失敗を恐れていては何も始まらない。
ラットレースから抜け出したい人は挑戦をした方がいい。
一方、失敗したら怖いとか頭にくる人は、安全第一で会社に勤めながら公債や投資信託を買うくらいにしておいた方がいい。

入ってきた給料はまず自分に支払うこと。
自分の貯蓄、投資などお金を生み出すことにまず使う。

先に税金や家賃、食費などの支払いに充ててしまうと、他に何も残らないことが多い。
サラリーマンの人は、入ってきた給料はまず自分への投資(株、貯蓄、自己投資)にあてる。



自分のビジネスを始めるにあたって大切な管理能力は人の管理。
自分より上の人をどう扱ったら良いか分からないから、昇進できないのだ。
人を管理することの本当の意味は専門分野で自分より優れている人をうまく使うこと、そして十分に報酬を与えることである。



著者は本の中で積極的な投資を進めている。
今自分はマネー系の本とかリベ大とか見て投資信託等の比較的安全な資産運用を始めてはいるが、もっと勉強して安心して積極的な投資をできるようにしたいと思った。



【中古】金持ち父さん貧乏父さん/ロバート キヨサキ、シャロン・レクター(公認会計士)、白根 美保子





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最終更新日  2021年08月06日 06時53分22秒
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