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30代サラリーマンの読書日記 ~本の感想・あらすじ~

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2021年08月25日
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カテゴリ:映画
初代のゴジラを見た。

目的は、当時の日本の生活ぶりや文化を映画から読み取るため。
ゴジラ好きどころか、ゴジラシリーズは初めて見た。

今から67年前に製作され、当時はまだ白黒で特撮技術も発展しておらず随所随所で手作り感がある。

知っている俳優といったら菅井きんだけで、あとは全然知らない人だった。

ちなみに菅井きんは国会?みたいなところで怒っている女の人の役だった。


ゴジラは海底の奥深くに棲んでいたが、水爆実験により居場所を失い地上に出てきたという設定である。知らなかった。

東京湾を取り囲むように高圧鉄線を張り巡らせてゴジラの侵入を阻止しようとするものの、
びくともせず、東京の街を次々と破壊してゆく。

最後は、「オキシジェンデストロイヤー」という水中の酸素を一瞬にして無くし生物を溶かして骨だけにしてしまうという架空の兵器を使用してゴジラを倒す。


この映画を見ると、戦後間もない頃の人々の生活ぶりとか街並みとかがわかる。

例えば、銀座や新宿といった街は今とはかけ離れており、道に路面電車の電線が張り巡らせており、人々の服装、走っている車などにも時代が感じられる。
ストーリーそのものよりもそういう時代背景が面白かった。


それと、重要なのはこの映画には社会風刺というか、政治的メッセージが含まれている。


水爆実験によってゴジラが目を覚まし、東京を壊滅させた。

当時は各国が水爆実験を頻繁に行っており、劇中では具体的国名は出ていなかったが、太平洋でアメリカが水爆実験を行なっている。

ゴジラにより、東京の街は戦争のように焼け野原になり多くの犠牲者を出している。

第二次世界大戦における東京大空襲の再来を彷彿させ、再度戦争を起こしてはならないというメッセージや、戦争が終わってもなお軍事力を誇示し続けるアメリカに対する批判も込められているのではないかと個人的には感じた。
(真意は不明だが)


しかし今の日本と比べると、67年もの間に日本はものすごい発展を遂げたなあと思いました。



映画ゴジラ(1954) ライヴ・シネマ形式全曲集 [ 和田薫 日本センチュリー交響楽団 ]





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最終更新日  2021年08月25日 08時01分34秒
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