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30代サラリーマンの読書日記 ~本の感想・あらすじ~

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2021年08月26日
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カテゴリ:小説
2巻目を読んだ。

平易な文章で訳されていて読みやすくはあるのだが、内容はかなり難解である。

1回読んだだけでは到底自分のものにはできない。

何回も精読しなければいけない本だと思った。



2巻は、次男イワンと三男アリョーシャの対談というか、イワンがアリョーシャに対して半ば一方的にキリスト教の神のあり方や罪のあり方について語っている。

イワンは「神も、不死も存在しない」という立場であるのに対し、
アリョーシャは逆の修道僧である。

信仰によって人は報われるのかといったことについて、イワンの語りを通じて筆者の考えを記している。


後半は、死の淵にいるゾシマ長老の回顧録のような形で長老の若かりし頃のことを
書いており、これまた神を信じることの意味、信仰について、愛や罪とは何かを語っている。



本小説は、形而上学的、哲学的であり、おそらく元のロシア語の表現を日本語訳することも難しいのだろう。
日本語にも不自然なところが多々見受けられていて、平易な文章で書かれているのだが読みにくさというのが感じられる。

あと3冊あるのだが、普通に読むだけでも時間がかかるので、まずはあまり気にせず通しで読んでいくことにする。

おそらく、文学、哲学などに精通している人が読むべき本だと思う。



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最終更新日  2021年08月26日 06時18分31秒
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