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カテゴリ:自己啓発
【中古】 スタンフォードのストレスを力に変える教科書 だいわ文庫/ケリー・マクゴニガル(著者),神崎朗子(訳者) 【中古】afb ストレスは決して悪いものではない。 ストレスに対してどう考えるかというマインドセットが重要。 この本は、ストレスとどう付き合っていくかを科学的根拠や実証データを元に伝授してくれる。 ストレスを悪いものだと考える人は、ストレスをプラスに考える人と比べて実際に心身の健康が悪くなるという結果がある。 ストレスを前向きに捉える人は、脳内物質などのホルモンが活性化しているという科学的な根拠もある。 そもそもストレスは害である、という考え方はいつ根付いたのだろうか。 ストレスに対する恐怖というのはコマーシャリズムによって作られていた。 かつてストレスが体に害があるという研究結果に目をつけたタバコ会社が、 タバコを服用すれば悪いストレスを低減させることができるという宣伝をし、 そこから今に至りストレス=悪が根付いていると著者は言う。 マインドセットを変えれば、ストレスは良い効果をたくさんもたらす。 ストレスがあった方がパフォーマンスや生産性が向上するし、学習や成長、健康や生活向上に役立つことが分かっている。 注意力を高め、意識を集中させやる気を向上させる効果もある。 ストレスの量を減らさなくてもいいという。 重要なのは、自分にかかっているストレスを認識し、 どのようにストレスを活用すれば自分の目標や価値観に合ったことをできるかを考えること。 ストレスを感じた時に自分の感情を受け止める。 日頃から自分の価値観について認識すること。 自分の価値観を認識できるようになると、自分の努力と周囲からの助けによって状況を改善できると思え、 自分から積極的に行動できるようになる。 ストレスに強くなるということはストレスを避けることではなく、ストレスを経験する中で自分自身を積極的に変えていくことなのだ。 また、ストレスを感じたとき他の人も同じような苦しみを抱えているのだと思うことで、前向きに乗り越えようと思うことができるという。 ストレスが自分にとって悪いものになるか、良いものになるかは、マインドセットによるところが大きい。 自分の心の持ちようが実際に脳内物質やホルモンにも科学的に影響しているというのはなんとも不思議なものを感じる。 スピリチュアルなことと脳科学や健康医学、人生は互いに密接に関わっている。 自分は今までそういう部分はあまり重視してこなかったため、さらにマインドフルネスの勉強や自分を認識するワークをしていきたいと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年09月30日 07時12分09秒
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