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カテゴリ:ラノベ
こんにちは♪
本日の1冊はこちら(*'▽') 表紙からすでに幸せな表情を見せてくれている月愛がかわいくて最高です(^^♪ もくじ ・今巻のあらすじ ・月愛と海愛 ・龍斗の想い ・月愛の求める「本当の愛」 ・総評 以上の項目で語っていこうと思います(''ω'')ノ ・今巻のあらすじ【内容情報】(出版社より)陰キャな龍斗×スクールカースト最上位の月愛カップルによるギャップだらけのラブストーリー、続編! 季節は夏。果たして龍斗はこの夏、大人になれるのか? そして泣き崩れる月愛にいったい何が? お見逃し無く!
・月愛と海愛前の巻で双子とわかった彼女たち二人ですが、わかっている通り二人の仲は悪いというよりも、海愛が一方的に嫌っている様子。まぁ、双子といっても性格等正反対な部分が多いですが、残念なことに男性の好みは似てしまったのか? すでに月愛という恋人がいる龍斗にアプローチをかけ、略奪愛を成立させようとするのはどうかと思いますが、こと恋愛という点だけで見たら、選択肢は2つですよね。 1つは相手が好きだから相手のことを思って”あきらめる”か、今回海愛が選んだように好きだから”奪ってでも”自分に振り向かせたい。正直なところどちらが正解とかないと思います。 世間一般でいえば海愛の行動は褒められたものではないですし、こういう行動で一番割に合うのは女性ではなく男性だというのもなんだかと思いますが、理解できていても止められないのが”愛”などの一時の感情なのだと思います。 せっかくの双子なのだから仲良くお互いが幸せな未来を見ることができるといいですね。 ・龍斗の想い前の巻からいろいろなことに流され続けている龍斗ですが、前の巻以上に月愛のことが大好きに。”初恋”ではないですが、初めての彼女で、自分だけでなく相手も楽しい思いを共有したいという当たり前だけど難しいことをよくあそこまでできていると毎回脱帽の想いで読んでいました。 今巻では月愛の友人の山名から月愛の想いを語られ、”両想い”についても考えさせられる部分が。。。 たしかに、お互いが想いあっているからこその”両想い”であり、付き合っていても、まして結婚していても片方からしか想いを寄せていないならそれはどこまで行っても”片想い”なのかもしれませんね。 今の龍斗と月愛の状態はまさに”両想い”といってもいいのでは? 龍斗は月愛の好きなことを好きになりたく、月愛のやりたいことを尊重していますし、月愛もまた、龍斗のみならず、元彼にも並々ならぬ愛情を注いでいたということはとてもわかりました。 今回は月愛のことを考えさせられるイベントが前の巻より多くなり、より深いところで月愛とわかりあえたのでは? ・月愛の求める「本当の愛」月愛の求める”愛”はきっと終わりのない”愛”なのでしょうね。前の巻でも語られましたが、実際月愛は将来のことまで見通して付き合っています。 その愛が”重い”がゆえに破局していったのでしょうね。。。 ”愛”の想いは人ぞれだですし、学生の恋愛だと、どんなにきれいごとを並べても刹那的な付き合いも多いと思います。 そんな中で異質ともいえる月愛の”本当の愛”を探す旅は週着地点を見つけることができるのでしょうか? 前の項目でも話しましたが、”片想い”はどんなに尽くそうともどんなに思おうとも”永遠”に”愛”を手に入れることはできませんし、仮に結婚したとしてもどこかで無理が生じると思います。 ”本当の愛”というものがどういったものかはほぼ想像でしかありませんが、誰しもが最終的に求めるものであり、明確な形や正解がないからこそ求めるのかもしれませんね。 是非月愛には自分の中で正解となる”本当の愛”を龍斗とともに作り出してほしいものです。 ・総評今巻もイベントが盛りだくさんで、龍斗と月愛のお互いを思いあう様子は大変すばらしいと思いました。もちろん、想っていても信用しきれずにこじれてしまっても、常にお互いが相手のことを考えていた当たりも最高ですね。 月愛が自分の中で答えを出すのが今か今かと待ちきれない、思った以上にいじらしい作品で次巻も楽しみにしています。 恐らく月愛から海愛へのアプローチが始まるので、せっかくの双子の姉妹なのだから是非仲良くしてもらいたいですし、海愛にも自分にあった人が現れて幸せになってくれると嬉しいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.04.07 08:00:07
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