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2021.06.26
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カテゴリ:ラノベ
こんにちは♪

本日の1冊はこちら(*'▽')

内容紹介(出版社より)

​“カップル派遣”--カフェで、水族館で、仲良しカップルを演じてみせるいわゆるサクラ業。役者を目指して始めたバイトだけど「鳴瀬くん、もっとギュッとしてもいい?」比奈森さんが相手役だと心臓がもたない!?​

内容紹介(「BOOK」データベースより)

​「鳴瀬くん、もっとギュッとしてもいいかな?」比奈森さんが甘えるように俺に抱き着いてくる。優しくて、飾らない美少女でー「次、鳴瀬くんの台詞だよ?」俺の彼女役、正確には“派遣カップル”というアルバイトの相方だ。仕事内容は街のデートスポットで仲良しカップルを演じる、いわゆるサクラ。だから俺たちはあちこちで手を繋いだりハグしたり、とにかくイチャつくわけだけど…。「彼氏役を鳴瀬くんにお願いできてよかった」「はい、あーん」「鳴瀬くん。キス、しよっか」-これって、本当にぜんぶ演技だよな?甘くてちょっぴりもどかしい演距離ラブコメ、上演開始!!​


タイトルから偽装恋人系のものなのはわかるのですが、今までにない偽装恋人だったのでびっくりしました(;゚Д゚)

一応偽装恋人系ではあるのですが、既存で読んだことがあったのは普通の偽装系やレンタル彼氏・彼女といったもので、今回の形はさすがに初めてでした。

本作の見どころの一つとして
・主人公は役者を目指しているが、演技に対して難あり
・ヒロインは周りに対して最も当たり障りのない自分を常に演じている
・主人公とヒロインは偽装恋人として、様々なシチュエーションの現場に赴き、カップルとしてふるまう
といったところですかね。。。

ヒロインについては誰しもが心当たりがあると思いますが、周りに合わせて自分のキャラクターを隠したり、周りの話題に合わせることは日常生活でやっていると思いますが、彼女はそれが”普通”になるまで繰り返すことで”素の自分”というものがわからなくなるほど”自分”を隠してしまいました。
それについて悩んではいるものの、それが自分なのだとあきらめも入っています。

それとは逆に主人公は役者になりたいが、”自分とは別の他人”になるはずの演技ができないという欠点を持っており、その理由についてはなんとなくですが共感できます。。。

そんな二人が偽装とはいえ恋人関係を続ける中で主人公の演技に対して真摯に向き合いつつ、自らの”どんな姿”も肯定してくれることからだんだんと気になる存在に・・・

”自分”というものを偽れない主人公と、”自分”というものがわからなくなったヒロインが今後”演技”というものを通じて距離を縮めていくのか続きが気になる作品です。






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最終更新日  2021.06.26 08:00:05
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