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2022.02.20
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カテゴリ:ラノベ
​こんにちは♪

本日の一冊はこちら(*'▽')
『人生はつまるところ妥協』が信条の朝井秀侑は、腐れ縁の同級生・楠木乃菜とふとした冗談から付き合うことに。妥協から始まった恋人生活は思いのほか楽しく、周囲に秘密にしたままの二人の関係性は続いていた。季節は学校行事の東京散策を控えた夏休み前。親友の真島隆一、奈良岡詩音と班を組もうとするも規定に一人足りないことが発覚。新たなメンバーを探すがーー。「じゃじゃん! 新しい班員候補の楠木乃菜ちゃんです!」なんと詩音が連れてきたのは恋人の乃菜で……!?妥協から始まる焦れ焦れ青春ラブコメ、第2幕。
​ ”妥協”から始まった恋人関係も、乃菜の”過去”を受け入れることでさらに親密になった2人と秀侑の親友である隆一と詩音の4人の関係にも進展のある第2巻!!!

 何はともあれ、完結おめでとうございます。
 あまり急ぎ足ということもなく、とても綺麗な終わり方だったと思います。
 最後の乃菜の”独白”については、なんとなく”そう”なのかなと予想はできていたので、あまりびっくりはしませんでしたが、”独白”後に読み直したら違った感想がわきそうで、1粒で2度おいしい作品になっていたと思います。


 ”妥協”という人生で何度するかわからないものから付き合い始めた2人だが、その関係は”本物”と謙遜ないような雰囲気に、前回の一騒動がかかわってくると感慨深く...
 インドア派の2人がそもそも小旅行するということ自体が単純にすごいと思いました。
 てっきりデートは基本室内だとばかり思っていたので・・・

 そして、旅行先での乃菜の行動はなんとなくわかります。
 自分もコロナが流行る前はちょくちょく旅行(イベント)でいろんなところに行っていましたが、お土産をいつ買うかとか、どこで買うかとかよくわかります。
 最初に買って帰りにバタバタしないようにするか、そもそも帰りにその時間を加味してスケジュールを組むか…
 人気商品とかを目にすると余計ですよね…
 まぁ、乃菜の買ったものに関しては秀侑と同じ感想を抱いたので、ここでの話題は無駄になるんですけどね(´;ω;`)

 まぁ、旅行慣れしてないと考えればその行動も可愛いのか?


 今巻の見どころの一つとして、乃菜が秀侑のために行動する姿に感動。
 秀侑が片想いしている相手詩音との仲を深めようと乃菜が行動しますが、過去の経緯と元々のコミュニケーションが苦手ということもあり、空回りや空気を悪くする言動が目立ちましたが、その根底には秀侑への想いが見て取れるのがよくわかりました。
 ”妥協”といういつ崩れてもおかしくない同期で付き合い始めた2人で、なおかつ付き合っていること自体周囲には隠しているため、恋人関係が解消したとしてもなんの問題もない(お互いの心にはあるかもしれませんが)状態で、相手のことを想っての行動は本当に素晴らしいと思います。

 そんな行動が実を結び、詩音が隠している『秘密』が明らかに…
 誰しもが、小さくても一つくらい『秘密』を持っていますし、どんなに仲が良くてもいい出せないことなんていくらでもあります。
 隠し事というのは、どんなに些細な事でも、気にしている人の『秘密』ならどうしても気になってしまうし、男女ということで、関係にも変化が生じてしまうもの...
 今巻でも1巻では結構いい雰囲気になっていた秀侑と詩音の間に溝が…

 こういうのを見ていると人間関係というのは難しいし、ほんの些細なすれ違いで簡単に崩れてしまうものと気づかされます。
 問題は、そのままにするか、話し合って元に戻るか...
 恋人関係はもとより、どんな関係であってもすれ違って終わりというのは悲しいものですよね...


 すべての問題が解決し、”妥協”から始まった恋人関係も、友人たちとの関係ももとに戻り、新たな”約束”とともに終わるのは結構いい感じでした。
 乃菜の”独白”もあってその後に関しては特に変化が生じることなく幸せになるということも想像に難くない状況に( *´艸`)


 最後に完結おめでとうございます。
 今後のご活躍も期待しています。





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最終更新日  2022.02.20 23:42:23
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