bracing world blog

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今月の特集は函館本線の通称「山線」と呼ばれる長万部－小樽間の紅葉風景です。
北海道新幹線がこの路線に並行して建設されることになり、倶知安に新幹線の駅ができます。それを機に、この区間は並行在来線となるのですが、沿線市町は鉄道での存続を断念。史上初めて、並行在来線が廃止されるという決断を下しました。明治期に開業したこの区間は老朽化した構築物も多く、また沿線人口は希薄です。鉄道として存続するには厳しすぎる環境といえますので、廃止はやむを得ないとも思います。
しかし、景色は抜群。訪れた時はあいにくの雨模様でしたが、晴れていれば羊蹄山も見えて、もっときれいだったことでしょう。いつか、廃止前に、羊蹄山バックの写真を撮りたいと願う鉄路です。

今年は猛暑で、紅葉が心配されましたが、どうやら今年は当たり年のようだとカメラマン諸氏がつぶやいています。私もどこかで秋を撮りに行きたいと思います。