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テーマ:ブラジルで観た映画(104)
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* 今日の雑感 *
先週末、ウチの日系団体の掃除婦さんが 仕事を辞めると 私に言った。 彼女は35歳前後という若さにもかかわらず、8人の子持ち、そして既に孫までもいるという、失業中の夫をも支える一家の大黒柱。 その彼女が、前々からもっと給料のいい仕事に尽きたいと漏らしていたのを知っていたから、私も一緒に喜んでいた。 そこに通りかかった常連のオバサン、 「あなた、ここから出るんですってね・・。」 「そうなのよー。」(掃除婦さん、嬉しそうに) 「どうするのー!!困るじゃない!!ダメよ、辞めちゃ。」 「トイレもすぐに汚れちゃうわよ。誰が掃除するのよ!!もう。」 最初は「困る」と言う言葉も、冗談かと思っていたが、実は本気で怒っていたのだった。 そのオバサンも 彼女が大家族を支えていて、生活に困っていることも知っているはず。 びっくりして、唖然と見ていると、掃除婦さん、 「大丈夫ヨン!新しい仕事は昼までだから、午後はこっちに来て掃除してあげるから。」 おおー、すごいわ。なんて献身的なの!!あ、でも彼女は少しでもお金が必要だから、お金のためにかしら?なんて、勝手に想像していたのだが、さて翌週・・・。 ・・・・掃除婦さん、全然現れないではないの! その場しのぎ?口からでまかせ? ほーんと、言葉の重みってものを分かってないのか、調子がいいのか、自分勝手なブラジル人が多すぎる・・。 何年たっても、びっくりすることばかりが起きるのが、ここブラジルなのです・・・。 ******************************* 映画『LUCIE AUBRAC』 監督:クロード・ベリ 出演:キャロル・ブーケ、ダニエル・オートュイユ 1996年/フランス <内容> 第二大戦中ナチス・ドイツに占領されてフランス・リオンで、レジスタンスの夫をゲシュタポに捕らえられたリュシー・オブラック。夫の救出を企て、翻弄した実在の女性の話。 この映画では戦時中という背景で 強く結びついている夫妻の愛を描いている。 夫が捕らえられ、妻のリュシーは悲観にくれるだけでなく、なんとか救出しようと、作戦を練り、実行してしまう。非情なドイツの軍人の前でもひるむことなく、堂々と渡り合う強さとしたたかさには脱帽!である。 女性ながらではの情にかられて涙したり、泣きついたりという手は使わず、始終計算高く冷静なところがすごい。 これぞ、本当の愛である!「愛しているから、命を懸けて愛しい人を守る」という、甘いだけではない、本当の愛。 命を懸けるからには失敗は許されない。命をかけている自分によって感情的にはならず、あくまで冷静に、愛する人を救い出さなければならない、彼女の強い意志が画面から伝わってくる。 よく「女性は強い」というが、これぞ女性ならではの特極の強さなのでは??と、感心せずにはいられなかった・・。 戦時中の厳しさの描写との効果で、なかなか重厚な作品に仕上がっていました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
な、なんと...。晴れて就職先が決まった女性の方に向かって
>「どうするのー!!困るじゃない!!ダメよ、辞めちゃ。」 >「トイレもすぐに汚れちゃうわよ。誰が掃除するのよ!!もう。」 なんて台詞を吐く方、信じられないですね...! フランス人もエゴイストなんで、他人の気持ちなんておかまいせずに、頭で思ってる事をそのまま台詞にしてしまい相手を傷つけてしまうタイプの人が多いんですが...。とにかくそんな言い方をした女性はひどいですね。それでも「大丈夫よ~午後は掃除してあげるから」なんて言っておきながら現れない彼女も、またまたブラジル人に一歩近づいているのでしょうか...?!(^^) 映画『LUCIE AUBRAC』なるほど面白そうな映画ですね。政治とラブロマンが絡む話は私は好きです~。今度DLして観てみます! (2005年05月11日 06時23分03秒)
お早うございます。
キャロル・ブーケ、奇麗だったですね。確か長い間、シャネルのイメージ・キャラクターを務めていたんじゃないかな。ただ、声が低くて、ドスが効いていたように思いますが。 この映画は見ていません。 (2005年05月11日 10時06分36秒)
>彼女は35歳前後という若さにもかかわらず、8人の子持ち、そして既に孫までもいるという、失業中の夫をも支える一家の大黒柱。
尊敬しますわ・・・。しかし・・・8人・・・宗教の関係でしょうかね。昔、日本もそうだったのよねぇ~。今では少子化で、8人の子供なんて考えられませんね。でも・・・体が健康なのでしょうね。 そして最後の、またか!ブラジル!(爆笑) (2005年05月11日 11時33分59秒)
・・・・掃除婦さん、全然現れないではないの!
そのしのぎが多すぎますよね、全く悪気もないんですよね。。 ところで、にコールキッドマンとludmila dayer、確かに似てるかも! でも、ニコールキッドマンがあそこまで日焼けすることはありえないよね。 肌色の差が歴然! (2005年05月11日 17時33分20秒)
自分に被害が被らなければ面白い人たちだなーってつくづく思いました(笑)
掃除婦のオバサンが辞めちゃうからって怒るオバサンもまたマジでビックリ!(← 普通怒らないって!) その場しのぎに自然体で嘘を言っちゃうオバサンと元だんなが重なりました(笑) 彼も全くこんな感じなんですョ。。。特にお金の問題が関わると(涙) (2005年05月11日 18時56分58秒)
>フランス人もエゴイストなんで、他人の気持ちなんておかまいせずに、頭で思ってる事をそのまま台詞にしてしまい相手を傷つけてしまうタイプの人が多いんですが...。とにかくそんな言い方をした女性はひどいですね。
・・・そういう雇い主(直接ではないけれど、そういう立場側の人)のエゴイストな態度が、雇われる側の口からでまかせ的ないい加減な態度を作り出しているのですよね。 雇い主は働いてくれる人を信用しない、雇われる側も護身に一生懸命・・・の悪循環をつくっているようにおもいますねー。 >映画『LUCIE AUBRAC』なるほど面白そうな映画ですね。政治とラブロマンが絡む話は私は好きです~。今度DLして観てみます! ・・おおー、それならぴったりじゃあないですか! このLUCIEさんは実在の人で、彼女の伝記を元に作られた映画なんですって。まだ生きていらっしゃるようですが・・。 (2005年05月11日 22時29分35秒)
>キャロル・ブーケ、奇麗だったですね。確か長い間、シャネルのイメージ・キャラクターを務めていたんじゃないかな。ただ、声が低くて、ドスが効いていたように思いますが。
・・・シャネルブームのときのイメージモデルだったことは当然知ってますともー!!カリスマでしたから。 フランスではああいうタイプが憧れる美人なのですか?知的で中性的な美しさをたたえた彼女に 私は憧れますが、ブラジルでは見向きもされないタイプです。(笑) フランスはこういう大人の女がもてはやされる反面、フレンチロリータのかぼそい声でぼそぼそって話すような女性たちも有名ですね。 どちらも好きですが、歳食ったカトリーヌドヌーブは 周りが言うほどどうしても美しいとは思えないのだけど・・・。 (2005年05月11日 22時34分26秒)
>尊敬しますわ・・・。しかし・・・8人・・・宗教の関係でしょうかね。昔、日本もそうだったのよねぇ~。今では少子化で、8人の子供なんて考えられませんね。でも・・・体が健康なのでしょうね。
・・・宗教的だなんて、そんなに思慮深くないですよ!!考えなしに作っちゃったんですねー。(笑) 貧乏な人たちには多いパターンです。 14,5ではらんでいたり。 逆に学の高い人たちは 高齢出産の一人っ子ってパターンが多いです。 どちらもありなのが、ブラジル。 体は丈夫そうです。やっぱり黒人の血が入っていたら、違いますね。それに食べ物ね! 油や肉をよく食べる!私はもう匂いだけで受け付けないほどですよ。 (2005年05月11日 22時37分59秒)
>そのしのぎが多すぎますよね、全く悪気もないんですよね。。
・・・びっくりするほど、出まかせ言いますよねー。信じられない。出来ない約束って、人間性疑われるし、よく考えてから言うものですよね? >ところで、にコールキッドマンとludmila dayer、確かに似てるかも! でも、ニコールキッドマンがあそこまで日焼けすることはありえないよね。 肌色の差が歴然! ・・・そうね、二コールは子供の頃からビーチに出られないほど、肌が弱かったらしいからね。 でも、似てるでしょ?? (2005年05月11日 22時39分54秒)
>自分に被害が被らなければ面白い人たちだなーってつくづく思いました(笑)
・・・聞くにはいいでしょ?「もうー、ブラジルっていい加減で楽しそう。ブラジルなら、のんびり生きられそう!」ってね! 私もそう思ってたのよ・・・甘かった! (2005年05月11日 22時41分17秒)
luana3447さんへ
>>尊敬しますわ・・・。しかし・・・8人・・・宗教の関係でしょうかね。昔、日本もそうだったのよねぇ~。今では少子化で、8人の子供なんて考えられませんね。でも・・・体が健康なのでしょうね。 > > >・・・宗教的だなんて、そんなに思慮深くないですよ!!考えなしに作っちゃったんですねー。(笑) >貧乏な人たちには多いパターンです。 >14,5ではらんでいたり。 >逆に学の高い人たちは 高齢出産の一人っ子ってパターンが多いです。 >どちらもありなのが、ブラジル。 >体は丈夫そうです。やっぱり黒人の血が入っていたら、違いますね。それに食べ物ね! >油や肉をよく食べる!私はもう匂いだけで受け付けないほどですよ。 ----- ・・・これからも頑張ってねぇ~。 (2005年05月11日 23時46分18秒)
イヤー、はっきり言えるおばはんですね~。
相手の気持ちは考えず、こちらの言い分をとにかく押し通す、、というのが、外国の常識??っとか思っちゃいます。。 しかし、35歳で、その8人の子持ちとは、、しかも亭主が定職中?! すごすぎるな~。逞しくて、ため息が出ます。 でも、彼女の明るさと逞しさで その家庭は明るそうですね。 戦時中の夫婦愛ですか。 おもそうですね~。 日本にきているのかしらん。 (2005年05月12日 00時14分54秒) |
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