カテゴリ:読書のココロ(エッセイ・その他)
内容(「BOOK」データベースより) 霊界も人間界も生きて動いているのだ。 霊界は研究の対象ではなく、人間救済の源なのだ。 ロンドン塔で実際にあらわれた幽霊の話や、降霊会で霊にさわられた話など、 禅から文学にいたる日常的次元を超えた世界を描く興味あふれるエッセイ。 まだ読んでいる途中なのですが、なかなか面白いです 著者は、「長男の出家」という実体験を元にした小説で芥川賞を受賞している大学教授。 禅と、文学と、心霊現象という、 一見まったく分野が異なると思われるものが 実はとてもよく似ている、という著者の見解がとても興味深いのですが なんといっても内容がもうぶっ飛んでいてよいのです! 第一章のタイトルからして 「悟りと超能力」だもの。 惹かれるじゃあないですか 読みたくなるじゃあないですか 禅の話を訥々と進めている中で何の前触れもなく突如 「僕の知人にサタンと戦っているひとがいる」 なんて大マジメに書かれていると スピ系信者の人ですら、つい眉にツバつけたくなるぢゃあないですか イギリスで行われた降霊会で突然 「ユキオ・ミシマ」の霊が降臨してきたりするんだから ぶったまげるじゃあないですか 至る所で なるほど、真実そうであり、納得できると思う傍から こういうぶっ飛び発言が書かれているのだから ついついどんどん読み進めてしまうのですよ(笑) あーーー、 読み終えるのがもったいないなあww おもしれーーー 著者は自らも18年間禅に親しみ、得度もしており、 それゆえに禅の側面からの話が多いのですが、 素人には難しいと思われがちな禅の基本のようなものも インタビューや講演会の筆記のかたちで 割合とわかりやすく書かれています。 この手の話を信じない人は、 エッセイ風フィクションとして読んでみても 楽しめるのではないかと思います。 嗚呼、なんでこんな面白い本を 我が藤紫市立中央図書館では書庫に入れておくの! もったいないっ!!!! 読み終えたらまたレビュー書いちゃいます♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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