カテゴリ:読書のココロ(エッセイ・その他)
【内容情報】(「BOOK」データベースより) あの人の本棚はおもしろい。 15人分の「あの本棚」大公開。 【目次】 穂村弘/山本幸久/角田光代/長崎訓子/みうらじゅん/喜国雅彦/ 大森望/中島らも/金原瑞人/宇野亜喜良/吉野朔実/川上未映子/ 山崎まどか/石田衣良/桜庭一樹 とても興味深い企画本なのに ひとりひとりに割り当てられているページ数が少なくて残念! 各人、本棚(仕事場)の写真数枚とインタビューが2ページだもの。 せめて3倍は欲しかったなあ。 以下、気になった各人(敬称略)の目に留まった箇所。 穂村弘 一番楽しみだった人。 可愛らしい表紙の絵本などが多く、意外というか頷けるというか とてもきちんと片付いた印象だったけど 多分、取材が入る前に一生懸命片付けたんだろうな。 でも片付けすぎて「いかにも」な印象になるのが恥ずかしく 適当に横積みの本も入れとこう、と思いついて 隙間に適当な本を押し込んだ様子が目に浮かぶようw 山本幸久 私の本棚に一番近い。 (文庫本にすべてカヴァー ←少数派だと本書で知った 縦積みの本の上に書類やら本やらが押し込んである) お顔が初めて拝めたのも嬉しかった。 それにしても、なにゆえ冷蔵庫の横に子供用自転車が 角田光代 きっちりすっきりした仕事部屋がご性格を表しているようで印象的。 あちこちの棚にバラバラにご自身の著書があるのは何故だろう? 一カ所に固めてがっつりあると恥ずかしいからかなあ? みうらじゅん この人も楽しみだった。小説が皆無で驚き(笑) やはり仏像系の本が多く、 般若心経や空海についての著書の隣りに 「幼児プレイ ママとチュパチュパ」 なんてビデオブック?がさりげなく並んでいるのが、らしくていいw 吉野朔実 この4冊が同じ箇所に並んでいるのを見て この人のマンガをもっと読みたい!と思った(笑) 石田衣良 あ゛ーーーーーーーー!!! 何でこの人はやることなすこと、こうもことごとく私の神経に障るのか もし自分にお金と才能があったとしても こんな仕事場では絶対物語なんて書きたくない、というか書けない部屋。 桜庭一樹 さすがマルミスト。 『雪の断章』の復刊版が その横に佇むのは 上記でもお名前のあった吉野朔実さんの『瞳子』 吉野さんご本人も思い入れのある一冊だとおっしゃっていたし これも是非読んでみたい。 あと、お名前は伏せるが 本を床にずらずらと積み上げているのが気になった。 場所が無い、時間がない、 そうかもしれない。 でもせめて、段ボールでも、 なければ布一枚でもいいから敷いて欲しい。 床に直置きでは、本があまりにも痛ましい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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