ベルギ－永住ミステリー小僧のブログ

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久し振りのミステリ－小僧氏の登場である。
からかい相手である石井前監督が退任後は、番組よりお呼びがかからず腑抜け状態であったが、このほどやっとお呼びがかかったようで、この日は意気揚々とスタジオに乗り込んできた。

番組ＭＣ「ミステリ－小僧さん、お久しぶりです。相も変わらずお元気そうで何よりです。憎まれっ子世にはばかる、といったところでしょうかね。」
ミステリ－小僧「ふん、余計さお世話じゃ。石井が辞めてから不満のぶつけどころが無くなって、気持ちがくさくさしておったから、どんぶり飯を食い過ぎて腹を壊してしまったわい。昨日やっと治ったところだ。石井は執念深いのう。」
番組ＭＣ「それはようございました。ところで、田中投手が10月末に右肘関節鏡視下クリーニング術を受けたそうです。３日に取材に応じた時の内容は次の記事です。
​1カ月でスローイングを再開する感じ

今回が３回目なので気持ちの上では余裕があるみたいですね。1カ月でスローイングを再開する感じ、と言っていますからキャンプには間に合いそうですが。」

ミステリ－小僧「ふん、無理して開幕に合わせる必要は無いだろうよ、シーズンは長いんだからな。」
番組ＭＣ「それでは今日のお題ですが、「田中将大はひじの手術で復活できるのか？」という事ですが、如何でしょうか？」

​ミステリ－小僧「一言じゃあ、言えんぞ。まずデータを見てもらおう。ちょっと古い記事だが、ワシが書いたものじゃ（うそです！）」
そのデータとは次の記事です。

​楽天田中将大は、なぜ打たれるのか​

内容を要約すると大体次のようになる。

1）ストレ－トの平均球速は2013年と比べて１キロほどの減少だが、最高球速は５キロほど落ちている。
2）球種別の被打率では、過去２年対比、ストレ－ト、スプリット、スライダ－で最悪。
3）決め球の一つであるスプリットの空振り率も大幅に下がってきている。
4）スライダ－の平均速度も10年前と比べて3キロ低下。
5）制球力も悪化。
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番組ＭＣ「これって、今季田中投手の投球が不調であった原因についての説明ですね？」
ミステリ－小僧「そうだ。これを見ると、今季の惨憺たる結果は、球威の衰えと制球力の悪化が原因だな。今までは何か球種が一つ悪くても、他の球種で補っていたり、球種割合を替えて対応していたが、こんだけどれも悪ければ小手先のモデルチェンジだけではうまくいくはずが無いのは当然じゃて。問題はその原因がどこから来ているかじゃな。」

番組ＭＣ「やはり肘の具合が悪かったからなのでしょうか？」
ミステリ－小僧「その可能性は大きい。いや、そのせいで調子が不安定だった、と考えればすべてが頷けるぞ。」
番組ＭＣ「シーズン中に肘が痛かったこともあったんでしょうね？」
ミステリ－小僧「そりゃあそうだろう。かといって、「ぼく、肘が痛いの」、なんて弱気なことをいう訳なかろうが。あいつは弱音は吐いてチ－ムに迷惑かけたくなかったんだろう。」
番組ＭＣ「そうしますと、来シーズンは田中投手の復調する姿が見られるという事ですね？」
ミステリ－小僧「そうだろうな。調子が戻ったら、楽天が優勝するかしないかに関わらずMLBにに行くだろう。まあダルビッシュ有の様な大型契約は無いだろうが、あと２年ほどは活躍できるかもしれんぞ。その可能性はある。アスリ－トの選手寿命は短いからのう、まだやり残したことがあるなら、今のうちにやっておくことだな。こんなことワシが言うまでも無いことじゃが、そうだろう？　ふわッはッはっは－！」

わたしもミステリ－小僧と同意見です。
きっと来年は、また田中投手本来の投球を期待したいと思います。


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