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テーマ:鉄道(21875)
カテゴリ:鉄道
香肌峡温泉のスメールに行く途中の「大石(おいし)」の集落まで、三重電気鉄道松阪線という電車が昭和39年12月まで走っていました。
現在のバスターミナルが駅跡です。線路の幅762mmという軽便電車でした。松阪線は大正元年に松阪軽便鉄道として開業。いったん三重交通になった後、鉄道部門が昭和39年2月に分離して「三重電気鉄道」が発足も松阪線は同年12月に廃止されました。翌40年4月に三重電気鉄道の残りの路線(志摩線、湯の山線など)は近鉄に吸収合併されましたが、松阪線は近鉄傘下として日の目を見る前に姿を消してしまったのが残念。 松阪-大石は20.2kmで、昭和23年までは大口支線(2.8km)もありました。 バスは上り下りとも必ず、バスターミナルに寄って旋回して止まります。 建物は当時のものではないけれど、駅舎のあった跡地です。 広い構内が終着駅を思わせます。 バスルートは残念ながら、次の片野橋駅から先、廃線跡から外れるルートでたどれませんでした。射和駅もバスターミナルとして残ってるそうなので、ぜひ、訪れてみたいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年01月15日 16時49分49秒
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