11月26日は 「ペンの日」 とのこと。 “とのこと” と書いたのは、自分も最近になって知ったということもありまして。 ペンの日というのは、書くために使う 「ペン」 の記念日という意味ではなくて1935年の今日 (ちょうど70年前ですね) 、 「日本ペンクラブ」 が設立されたことを記念する日というものです。
ペンクラブというと、なんとなく “作家の方々が属している会” というようなイメージを持っている方も多いと思います。 P.E.N.憲章には、ペンクラブの 「ペン」 は、ポエト (詩人) と プレイライト (劇作家) のP、エディター (編集者) と エッセイスト (評論家) のE、そしてノベリスト (小説家) のN、 の3つを合わせたP.E.N.をその名の由来にしているとあって、クラブの目的に賛同する、資格をそなえた文筆家、編集者、翻訳家はすべて会員になる資格があると書かれています。
私自身は、P.E.N. の E が EDITOR (編集者) のEでもあることを、つい最近まで知りませんでした。 「ペンクラブ」 という名は、テレビや新聞で見たり聞いたりしたことがあるという人は多いと思いますが、どういう活動をしているのかを知る良い機会でもあると思うので、ぜひ一度サイトを訪れてみて下さい (サイト自身は、ちょっとお堅いイメージが否めませんが)。
編集者を目指している方々にぜひ見て欲しいのは、サイトの下の方にある 「電子文藝館」 です。 中に入ると、上にジャンルが表示されるのですが、そこに 「出版 ・編集」 というものがあります。 ここには、著名な編集者 ・出版者の貴重な記事が多数掲載されていて、一読の価値があると思います。