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先日 数学者で哲学者でもある 彼の先生からフランスの原発マップを送って貰った。 前夜会った時、フランスにはロアール川沿いに沢山の原発が有りますねと言ったら、フランス国中 何箇所もかたまって有ると教えていただいた。 フランスの電力供給の80%近くが原子力発電で賄われている。発電原子炉の数は世界で二番目に多いという。 発電原子炉の事は、核分裂を制御して熱エネルギーを取り出しそれで発電タービンを回すという事以外は何も知らぬ 原子爆弾をゆっくり時間を掛けて小さく爆発させているという認識だが、一旦事が起こって制御不能になるとこれまた人智の及ばざる世界かと呆れていると、フランスから強力な助っ人が駆けつけてくれた。 旧ソ連邦のチェルノブイリやアメリカスリーマイル島の原発事故処理にも活躍した強力な助っ人である。日本の原発原子炉の安全神話はもろくも崩れ去ったが、困っている時はお互い様 そう云う言辞はフランスには似合わない。フランスの原子炉管理が如何に秀でているか 事故の処理能力 資材 無人ロボット 諸々のシステム全てが、世界中の注目 これ以上ない舞台でのお披露目である。 日本の杜撰(ずさん)や危機管理意識の欠如などは色々と今後検証しなければならない。そして何より驚いたのがサルコジ仏大統領の突然の来日である。地震・津波・原発破壊が無ければ、極東の端の国まで足を伸ばすことは到底考えられない。フランス自国の原発の安全管理を世界中にアピール出来る。仮にフランスの応援チームが大して実績を挙げられなくてもTUNAMI TUNAMIと言い訳が立つ フランスの原発大セールス作戦大成功 五月フランスで開催のサミットでのイニシアチブもしっかり握り取った 日本にも恩を売った。 50年ほど前 池田総理がドゴール大統領に『トランジスター商人』と揶揄する無礼を受けたことがあった。助けを受ける身で菅氏が『原発商人』とお返しをしたと云う事は100%無い。 柳居子花徒然 チューリップ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.04.02 06:07:12
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