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幾つまで仕事が出来るかは 判らない。 同業仲間の多くは、もう仕事の現役から離れて、隠居生活を送っているのが多い。 一応の目途として眼が極端に弱って来たら潮時かなと思ったりする。
お迎えする御常連の客人も年取られ 柳居子より年上の少なくなってきたのだが、年若い常連さんも居られる。 名古屋から散髪だけに京都までお越しになる若い人 以前京都にお住いで 月に一度 日を決めたように見えていたのが 二年程前 二・三カ月伸ばしてお越しになった。 『随分伸びましたね。』と言うと『名古屋に引越しまして なかなか京都まで 散髪に越られなかった』と仰った。常殆どお喋りにならない。 『上の毛 少し短いめに〗とか『裾は余り刈上げないで』と必要最小限の会話で済ませているのだが この日は如何いう風の吹き回しか 『名古屋の自宅は 理髪店の直ぐ隣です。』 床屋の隣りの名古屋の御仁が 何故京都まで散髪だけにお越しになるのか? お喋りにならないからこちらからも声掛けない。無愛想とも取れる接客姿勢が 其の人に相応しい接客対応をしているのだと気付いたのと同時に 年を取っても変らぬ仕事のレベルを落とす事なく 頑張っている姿勢を評価して頂いているのかなと思うようになった。 美辞麗句を言うより 思った事をストレートに言うのは 時としてお叱りを受けたり 不機嫌を招く事も有るが、変えないスタイルが良い 又今更替え様が無い。 度々書く事だが 始めて見えた客人には、『こんな腰の曲がった年寄でも言いの? 今風の刈り方は出来ないとか 自分のできる範囲の事を予め客人に了解を頂いてから仕事に取り掛かる こういうスタイルの店と言うのは無いだろう。 年若い客人は ご自分のお身内の年寄と比較される事も多い様だ。又殆どの客人の来店動機は SNS情報を介して 元気な老人の頑張っている店 其の現場とか 本人確認にお越しになる様だ。元気現役を印象深く見せる事は。自分に取って爲になる事だが 自分だけでなく 多くの人にとっても営業を続けていく上でも 大事な事と考える様になった。 昨日 五十年近く頑張ってくれた 電動バリカンが 修理不能の状態となって退役した、 この先 いつまで使えるか判らないが 新兵を徴用した 明日現場に立つ 今日は久しぶりに 手動バリカンを使ってみる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
骨粗鬆症の注射って痛いですよね。普通の注射と違って何であんなに痛いのかと思います。私も月に一度両腕に打っています。薬物と血液の浸透圧の差のせいで種類によって痛さが違うらしいですが、が、どんな痛さも陣痛には及びません。骨密度の数値が上がるのなら有難いことです。
(2023.08.18 16:26:13)
お仲間の様ですね。
https://plaza.rakuten.co.jp/camphorac/diary/202307280000/ (2023.08.18 17:21:49) |