カテゴリ:霊魂論
内的霊的衝動の写しとしての美術史
第1講 ドルナハ 1916年10月8日-XXIX 第29 ジョット-聖アンナへの受胎告知 ジョット・ディ・ボンドーネによる「聖アンナへの受胎告知」は、1305年頃に完成した作品です。この作品は、西洋美術史上最も重要な作品の1つとされています。 記:「受胎告知/Annunciation」、マリアへのお告げの祝日(3月25日/Lady Day)。「受胎告知」は、神の使いである大天使ガブリエルが、マリアにキリストの懐妊を告げる出来事を指します。聖母マリアと大天使ガブリエルが二人で描かれていることが多く、聖母の純潔の象徴である「白いユリ」を大天使が持っているか、作品の中に含まれることが多いという特徴があります。 受胎告知は,主によってイエスを懐妊したことを、大天使ガブリエルが聖母マリアに告知する新約聖書中の教義です。主な典拠とされる「ルカ福音書」 第1章26~38節に記される受胎告知の教義は、以下の通り。6ヶ月目に御使ガブリエルが神からつかわされて、ナザレというガリラヤの町の一処女のもとにきた。この処女はダビデ家の出であるヨセフという人の許嫁(いいなづけ)になっていて、名をマリヤといった。御使がマリヤのところにきて言った。「恵まれた女よ、おめでとう。主があなたと共におられます(*「アヴェ・マリヤ」ということばの出典はここにあります。「アヴェ」とはラテン語の挨拶用語」)。この言葉にマリヤはひどく胸騒ぎがして,この此の挨拶はなんの事であろうかと,思いをめぐらしていた。すると御使が言った「恐れるな、マリヤよ、あなたは神から恵みをいただいているのです。見よ。あなたはみごもって男の子を産むでしょう。その子をイエスと名づけなさい。…中略…そこでマリヤが言った「わたしは主のはしためです。お言葉どおりこの身に成りますように。」そして御使は彼女から離れて行った. 第29:ジョット-聖アンナへの受胎告知 ![]() ![]() 哲学・思想ランキング
最終更新日
2023年12月07日 07時59分25秒
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