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Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2013年01月04日
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カテゴリ:夢有無有
「旧約聖書」創世記第25章・EsauとJacob
 25:1アブラハムは再び妻をめとった。名をケトラという。25:2彼女はジムラン、ヨクシャン、メダン、ミデアン、イシバクおよびシュワを産んだ。25:3ヨクシャンの子はシバとデダン。デダンの子孫はアシュリびと、レトシびと、レウミびとである。25:4ミデアンの子孫はエパ、エペル、ヘノク、アビダ、エルダアであって、これらは皆ケトラの子孫であった。25:5アブラハムはその所有をことごとくイサクに与えた。25:6またそのそばめたちの子らにもアブラハムは物を与え、なお生きている間に彼らをその子イサクから離して、東の方、東の国に移らせた。25:7アブラハムの生きながらえた年は百七十五esau jacob年である。25:8アブラハムは高齢に達し、老人となり、年が満ちて息絶え、死んでその民に加えられた。25:9その子イサクとイシマエルは彼をヘテびとゾハルの子エフロンの畑にあるマクペラのほら穴に葬った。これはマムレの向かいにあり、25:10アブラハムがヘテの人々から、買い取った畑であって、そこにアブラハムとその妻サラが葬られた。25:11アブラハムが死んだ後、神はその子イサクを祝福された。イサクはベエル・ラハイ・ロイのほとりに住んだ。25:12サラのつかえめエジプトびとハガルがアブラハムに産んだアブラハムの子イシマエルの系図は次のとおりである。25:13イシマエルの子らの名を世代にしたがって、その名をいえば次のとおりである。すなわちイシマエルの長子はネバヨテ、次はケダル、アデビエル、ミブサム、25:14ミシマ、ドマ、マッサ、25:15ハダデ、テマ、エトル、ネフシ、ケデマ。25:16これはイシマエルの子らであり、村と宿営とによる名であって、その氏族による十二人の君たちである。25:17イシマエルのよわいは百三十七年である。彼は息絶えて死に、その民に加えられた。25:18イシマエルの子らはハビラからエジプトの東、シュルまでの間に住んで、アシュルに及んだ。イシマエルはすべての兄弟の東に住んだ。25:19アブラハムの子イサクの系図は次のとおりである。アブラハムの子はイサクであって、25:20イサクは四十歳の時、パダンアラムのアラムびとベトエルの娘で、アラムびとラバンの妹リベカを妻にめとった。25:21イサクは妻が子を産まなかったので、妻のために主に祈り願った。主はその願いを聞かれ、妻リベカはみごもった。25:22ところがその子らが胎内で押し合ったので、リベカは言った、「こんなことでは、わたしはどうなるでしょう」。彼女は行って主に尋ねた。25:23主は彼女に言われた、「二つの国民があなたの胎内にあり、二つの民があなたの腹から別れて出る。一つの民は他の民よりも強く、兄は弟に仕えるであろう」。25:24彼女の出産の日がきたとき、胎内にはふたごがあった。25:25さきに出たのは赤くて全身毛ごろものようであった。それで名をエサウと名づけた。25:26その後に弟が出た。その手はエサウのかかとをつかんでいた。それで名をヤコブと名づけた。リベカが彼らを産んだ時、イサクは六十歳であった。25:27さてその子らは成長し、エサウは巧みな狩猟者となり、野の人となったが、ヤコブは穏やかな人で、天幕に住んでいた。25:28イサクは、しかの肉が好きだったので、エサウを愛したが、リベカはヤコブを愛した。25:29ある日ヤコブが、あつものを煮ていた時、エサウは飢え疲れて野から帰ってきた。25:30エサウはヤコブに言った、「わたしは飢え疲れた。お願いだ。赤いもの、その赤いものをわたしに食べさせてくれ」。彼が名をエドムと呼ばれたのはこのためである。25:31ヤコブは言った、「まずあなたの長子の特権をわたしに売りなさい」。25:32エサウは言った、「わたしは死にそうだ。長子の特権などわたしに何になろう」。25:33ヤコブはまた言った、「まずわたしに誓いなさい」。彼は誓って長子の特権をヤコブに売った。25:34そこでヤコブはパンとレンズ豆のあつものとをエサウに与えたので、彼は飲み食いして、立ち去った。このようにしてエサウは長子の特権を軽んじた。
 サラを亡くしたアブラハムは、再びケトラという女性を妻にします。側女とはいえ、彼女が子供を産むとアブラハムは、[側女の子供たちには贈り物を与え、自分が生きている間に、東の方、ケデム地方へ移住させ、息子イサクから遠ざけた。]とあります。跡目争いの防止策でもあるでしょうが、このカナン地方は、神ヤハウェがイサクの子孫のものだと定めた地、それ故、ケトラの子たち及び子孫が、ここにいては繁栄できないと配慮した様にも思えます。事実其の後、ケトラの子等は子孫に恵まれ、聖書や他の史料によると、主としてアラビア地域に分布していたようです。中でも、ミディアンびとについては、イサクの孫ヨセフが、奴隷としてミディアン人の隊商に買われていき、エジプトの副王とになります。更には、モーセが、ミディアンの祭司の婿になります。
それ以外のミディアン人の記録は、ほとんどがイスラエルの敵として登場することとなります。やるべきことは全部やったアブラハムは175歳で先祖の列に加えられ、跡取り息子のイサクとその異母兄イシュマエルは、サラが葬られた墓地にアブラハムを埋葬、「神は息子のイサクを祝福された」と記録されています。神とアブラハムとの契約はイサクに相続されたのです。主の契約はイサクの系統に相続されていきますが、イシュマエルもアブラハムの子であり、主の民の証しである割礼の儀式を受けています。さらにハガルのうめきとわらべの声を神が聞き届けたゆえに、イシュマエルの子孫のあるものはのちのち聖書に登場し、あるものは遺跡の碑文に名をとどめます。
 さて、なかなか子供ができなかったリベカも、結婚20年目にしてやっと子どもができます。それも双子です。長男はエサウ(毛深い・赤い)と名付けられ、次男はエサウのかかと(アケブ)をつかんでいたので語呂合わせでにヤコブと名付けられます。エサウとヤコブは、双子といえども相当容姿は違っています。二卵性だったのでしょうか。ところで、神は胎内にいる時から弟のヤコブを約束の子として何故か選びますが、それは時間に捕らわれている人知を超えたことです。やがて長男エサウは狩人となり、ヤコブは「天幕の周りで働くのを常とした」と記されてるので、料理も得意だったようなので、家畜の世話をしながら家事手伝いをしていたのでしょう。その家族が父親が長男を愛し、母親が次男を愛するという捻じれ状態です。ましてイサクの時代には、すべては長男のものでした。イサクも、長男を跡取りとして可愛がっています。それをヤコブは、飢え疲れて野から帰ってきたのを利用して、パンとレンズ豆のあつものとでエサウに長子の特権をなかば騙すようにして売ることを誓わせています。ヘブル書は長子権をヤコブに売ったエソウを愚か者と決めつけています。これが以降の二人の人生を変えていく前兆となりました。

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最終更新日  2013年01月04日 07時20分00秒
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