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Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2017年05月15日
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カテゴリ:夢有無有
{思考と直覚」人間の霊魂を思考/神秘主義23
 史的流れからみて神秘主義の諸相は変化変遷し、地理的特性を持ち、「古今東西」数多(あまた)の諸相を顕します。インド大陸のベーダーンタ哲学のシャンカラ(AD700年頃-750年頃)とドイツのキリスト教神秘主義のエックハルト(AD1260年頃-1327若しくは28年頃)の比較研究には興味津々たるものもあります。「不二一元論」を著した、インド哲学の一派ヴェーダーンタ学派を代表するシャンカラは宇宙の根本原理である宇宙の源であり、神聖な知性として見做されており、全ての存在に浸透している「ブラフマン」は己(おの)が個々の人間の本体であるサンスクリット語では「我 (が) 」と漢訳されるが、元来は健全な外形を準備し、次に内面的な準備、身体呼吸を整え静かで緩やかな精神状況になる、所謂、喜怒哀楽のような感情的障害が内心に起こらないようにする「気息」に基ずく「アートマン」は、全くの同一存在であり、実在には「ブラフマン」即ち「アートマン」のみが認められ、他の一切は迷いを生み出す根本である無明(むみょう)とします。ハイデッガーの人間には絶対的に認識得ない隠れた深奥の世界の絶対精神、ビリヤード台の「世界の玉」の動きの一切を握る「ハスラー」を思い浮かべれば理解出来得るやも知れません。初期のウパニシャッドである「ブリハッド・アーラニヤカ・ウパニシャッド」では、「何々でない」によってのみ、アートマンが定義されるという。その属性を「何々である」と定義することは出来得ないという。従って、「何々云々(うんぬん)である」ものはない。シッダルタと其の後継者として偽経を以って哲学化した、即ち「大乗の祖龍樹」の「空論」が浮かび上がります。
Sankaracharya1

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最終更新日  2017年05月15日 06時21分35秒
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