もし「いわき県」があったら
あくまで戯言として書くのですが、もし茨城県の県庁が南部の土浦・つくば両市付近に移転するとともにいわき市を県庁所在地とした「いわき県」が成立していたとしたら、どんな範囲になるのか妄想してみました。ちなみに下の図が、両県の範囲。【いわき県】(青緑色。県庁所在地はいわき市(赤色))◎範囲(福島県)郡山市、いわき市、白河市、須賀川市、田村市、本宮市、大玉村、鏡石町、天栄村、西郷村、泉崎村、中島村、矢吹町、棚倉町、矢祭町、塙町、鮫川村、石川町、玉川村、平田村、浅川町、古殿町、三春町、小野町、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、葛尾村(茨城県)日立市、常陸太田市、高萩市、北茨城市、大子町◎面積(2010.10.1国勢調査。以下同様)6,932.44平方キロ◎人口(2014.10.1推計。以下同様)1,413,891人【新・茨城県】(黄色。県庁所在地は土浦市orつくば市(赤色))◎範囲(茨城県)日立市、常陸太田市、高萩市、北茨城市、大子町を除く全域◎面積4,792.18平方キロ◎人口2,590,934人なお、福島県のうち北部(青色)は宮城県へ、会津(ピンク色)は新潟県へ、それぞれ編入することにします。その結果、宮城、新潟両県の範囲は、【新・宮城県】◎範囲(宮城県)全域(福島県)福島市、相馬市、二本松市、南相馬市、伊達市、桑折町、国見町、川俣町、双葉町、浪江町、新地町、飯舘村◎面積10,018.93平方キロ◎人口2,902,926人【新・新潟県】◎範囲(新潟県)全域(福島県)会津若松市、喜多方市、下郷町、檜枝岐村、只見町、南会津町、北塩原村、西会津町、磐梯町、猪苗代町、会津坂下町、湯川村、柳津町、三島町、金山町、昭和村、会津美里町◎面積18,004.50平方キロ◎人口2,591,876人となります。いわき県は、茨城、宮城、新潟の他、栃木県(6,408.28平方キロ 1,980,960人)とも境を接し、隣接県はすべて自らより人口が多いことになります。そんな中で独自性を発揮するのは至難の業かもしれませんが、東日本大震災や福島第一原発事故からの復興を兼ねての東京~土浦・つくば~水戸~いわき~仙台間の地域軸の形成、浜通り主導での中通りとの連携強化など、実行に移せたら面白そうですね。