|
カテゴリ:音楽一般
ベテラン・ミュージシャンの訃報が相次ぐ。まずは享年82歳のレナード・コーエン。詩人としても高く評価され、ボブ・ディランに劣らずノーベル賞文学賞授賞に値するという人も。
この人の代表曲といえば”ハレルヤ”。というか、僕は生憎アルバムをまともに聴いたことがないので、専ら楽曲単位でのみ知る存在。独特な個性と唱法ながらもカヴァー・ヴァージョンは多い。ジェフ・バックリィのカヴァーは確かに印象的だったけど、ラジオ番組で高橋幸宏はバックリィのオリジナルの如くこの曲を紹介していたのは困ったもんだ。案外、ミュージシャン自身は知識がなかったりしてね。 つい最近まで新譜を発表し活動していた。ダンディなステージングのライヴも精力的に行っていた。ただ、生憎、来日公演は実現せぬままだったよう。どこまでも通受けの人だったのが日本では充分に浸透しなかったということか。ともあれ、オリジナル・アルバム11枚組が3000円ちょいで買えるからね。申し訳ないけど、これを機に買おうか・・・ もう一人、リオン・ラッセル。カヴァーはコーエン以上に多いかも知れない。しかも、ヒットした曲が多数。カーペンターズによる”ソング・フォー・ユー”、”スーパースター”、ジョージ・ベンソンによる”ディス・マスカレード”等。しかし、”ソング・フォー・ユー”は、声が上ずりながらも切々と歌われる、本人によるオリジナルこそ白眉。決して歌は上手い人ではなかったけれど、味わい深いものがあった。何度かのビルボードライブでの公演が実現していたけど、行かず終いだった。 スワンプ・ロックの人として知られているけど、ウイリー・ネルソンとの「ワン・フォー・ザ・ロード」等のカントリー風味も忘れてはならない。エルトン・ジョンとのピアノ共演のアルバムもあった。多才だけれど、ソングライターでサイドマンとしての存在感が大きかった印象だ。こちらは享年74歳。その風貌からして、もっといってるのかなと思えたけど。 70年代から活躍した人たち、まだまだ未聴のものは多いな。彼らが死に絶える前に追っついていかないと。せめて部屋にあるCDからでも・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年11月21日 16時26分11秒
コメント(0) | コメントを書く
[音楽一般] カテゴリの最新記事
|
|