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腸の働きが低下すると便秘や胃炎、そして新陳代謝の低下、冷え性、肌荒れ、免疫力低下・・・そして腰痛まで引き起こすそうです。
腰痛の第一原因は腸の機能低下や精神的要因(ストレス)とさえ言われています。 胃腸から始まった不調は、やがて全身症状へと広がっていってしまいます。 食べる事は生物が生きていく為には必要不可欠であり、そして人生において、また日々の生活において大きな楽しみの一つでもありますよね。 今日は何を食べようか、誰と食べようか・・・そして何を話そうか。 今日は何を作ろうか、何を作ったら喜んでもらえるかな・・・。 食事の時間は睡眠と並んで大切なひとときですよね。 まず良く噛んでゆっくりと食事をする事で、だいぶ胃の負担は減ることでしょう。 胃の中に入った食べ物は、消化液によって吸収しやすい状態になっていきます。 しかしこの時点では、脂肪分はまだ吸収される状態にありません。 脂肪は本来水溶性ではないのが、胆汁の働きによって水溶性のリパーゼと共に働き脂肪を乳化し体内に吸収されやすくなるのです。 食べ物から摂取されたアミノ酸やブドウ糖そして脂肪は、腸壁から小腸を取り巻く静脈へと吸収されます。 そしてこの小腸には無数の襞があり、これらの襞には500万個とも言われる絨毛という無数の小突起で覆われています。 その絨毛一本ずつに血管が連結されていて栄養分を吸収するのだそうです。 そしてその絨毛には180種類200兆とも言われる(この数値に関しては諸説いろいろ)腸内細菌が、猛スピードで生れて、そして猛スピードで働いてくれていて、そしてあっという間に死んゆくそうです。 生物が体外に排出する便の3分の2(半分という説もあり)が腸内細菌の死骸だそうですから、これを聞いたらちょっと「う◎ち」に対する見方も変わってきそうです。。。 しかも、 心が苦しく、溜息を一回吐くと約50万個ほどもの腸内細菌が死滅するとも言われているそうです。 腸内細菌って繊細なんですね。。。 ストレスが胃腸の働きを低下するというのも頷けますね。 美味しいお食事を、大切な人とゆっくり味わいながら、楽しいひとときを過ごす・・・とても大切ですね。 辛い時、悲しい時は一人寂しくぽつんとご飯を食べないで、家族やお友達と一緒に食べてくださいね。 *** 腸内の善玉菌を増やし、腸内の環境を整える事も大切です。 腸内の善玉菌でよく知られているのが、ビフィズス菌や乳酸菌。 ヨーグルトを食べるといいとよく言われますよね。 ヨーグルトを食べる時はフルーツと一緒に食べるのがいいとされています。 特にお薦めはリンゴ。 リンゴの品種は、世界で2000種を超えると言われています。 日本には奈良時代に中国から伝わっていたとされていますが、現在のような本格的な栽培が始まったのは明治以降の事。 「国光」「紅玉」など75種が米国から導入されて以来、品種改良が重ねられ、数多くの種を味わえるようになり、日本のリンゴの代名詞「ふじ」は世界でも高い評価を受けています。 欧州には「リンゴが赤くなると、医者が青くなる」ということわざがあるほど、リンゴは健康にいい果物として親しまれてきました。 そんなリンゴに含まれる有効成分のうち、特に水溶性の食物繊維であるペクチンという栄養素の働きに注目してみましょう。 リンゴの主成分はブドウ糖などの糖質で、疲労回復を促し集中力を高めてくれます。 また、体内の余分な塩分を排出し、高血圧を予防するカリウムも豊富です。 リンゴの白い果実の部分にはケラセチン、赤い皮の部分にはアントシアニンと呼ばれるポリフェノールが含まれています。 ご存知の様に、ポリフェノールは有害な活性酸素を除去する抗酸化作用があり、免疫力を高めるほか、抗ガン作用も期待できるそうです。 また、血中コレステロールの酸化を抑制し、動脈硬化を予防してくれます。 さらに、ペクチンはビフィズス菌などの善玉菌を増やし、老廃物や発ガン性物質の排泄を促すそうです。 しかも腸内の水分を吸収してゼリー状になるため、下痢や便秘の解消にもよいそうです。 そして血糖値の上昇スピードを抑える働きがあるので糖尿病の予防に効果を発揮します。 ペクチンは果肉よりも皮に多く含まれているため、リンゴは皮ごと食べる事をお進めします。 なお、リンゴの皮のあのツヤやべとべとは、りんごが熟すときに分泌するリノール酸やオレイン酸なので害はないそうです。 糖質の働きを助けるビタミンB1に富んだカシューナッツや落花生などを一緒に摂取すると更に効果的です。 *** 最後に、俗に宿便といわれるものについて・・・ 宿便についての説明でよく「腸にある襞に便が滞留し腸壁にこびりついたヘドロみたいな状態になっており、これらの粘便は断食や腸内洗浄によってはじめて排泄される」と言われていたりしますがこれは全くの誤りで内視鏡で観察しても腸壁にこびり付いた便は確認されません。 私達が思っている以上に、驚く程腸の中は綺麗に見えるそうです。 宿便という医学用語は存在しないが、これに該当する腸内に蓄積するとされる老廃物は、腸内に食物や腸内細菌の死骸に由来し、この老廃物が長期にわたり滞留している状態を俗に宿便と呼ばれ、実際は便が滞留しているわけはないそうです。 先程も書きましたが、小腸の内壁の表面には、繊毛という無数の小突起で覆われており、これらは栄養素を効率よく吸収する為腸壁の表面積を増やしているのですが、これを構成する細胞は、新たに増殖し供給される細胞によって約24時間で突起の頂上まで押し上げられていき、頂上に達するとはがれ落ちて排泄されています。 細胞が産まれてから死んではがれ落ちるまで24時間なんですよ・・・これってもの凄いスピードなんだそうです。常に新品の細胞なんですよね。 そして、大腸の腸壁には繊毛はありませんが、新しく増殖した細胞が次々に出現し、古い細胞が剥がれ落ちて更新している点は小腸と同じだそうです。 また、腸はいつもさざなみのようにざわざわ動いていて、同じところがずっと谷ということはなく、谷になったり山になったりします。 これ等の事から腸壁に便が癒着する事は考えにくいそうです。 たとえ断食中であってもこのように上皮細胞の更新が起きるほか、粘液線から分泌される粘液が常に腸管内に供給されており、腸内細菌はこれらを餌に繁殖し続け、その一部は肛門から排泄されるのです。 つまり、断食の際に排出される宿便と呼ばれるものは、腸内粘液や消化液、腸から脱落した古い上皮細胞などを基質として増殖した腸内細菌そのものに過ぎないとされているそうです。 水分をたっぷり摂取し、運動する事も便秘の解消になります。 ウォーキングがお薦めです。 実際、私も以前は便秘症でしたが、週3~4回ウォーキングをするようになって、便秘がすっかり解消しました。(最近は以前程ウォーキングをしていませんが・・・) リンゴとヨーグルトを食べて、水分を沢山摂取してウォーキング・・・ 腸が綺麗になるばかりでなく、ダイエットにも効果抜群です~ いつも応援ありがとうございます 良かったらクリックお願いしま~す ↓ お手数ですが、良かったらこちらも是非クリックお願いします! ↓ にほんブログ村 人気blogランキングへ 私のメインのサイト 「猫のあくび」 は、幸四郎の沢山のムービーや写真、シンガポールの知られざる魅力、大好きなアフリカ旅行について紹介しています。 ケニアのロッジの様子や、サファリで出会った動物達を沢山のムービーでご覧になれます。 東アフリカに興味がある方は、必見です。 是非遊びに来てくださいね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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