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未来なんて、
もうないと思っていた。 「未来の自分を想像してみないか」 川嶋有人は離島の診療所に勤める叔父に憧れ、 自らも医師を目指していた。 だが、重度のアレルギー発作を起こした転入生を助けようと失敗し、 彼女に障害が残ってしまう。 罪悪感と絶望に押しつぶされた有人は、 引きこもりの日々を過ごして来たが、 叔父の勧めにより北海道の離島・照羽尻島で暮らすことになる。 この島は「海鳥の楽園」と呼ばれていて、 高校の全校生徒はたったの5人・・・・・ 島生まれの誠と涼先輩、 有人と同じ«訳あり»で島外から来ている桃花とハル先輩だった。 杣野生活に戸惑い、時に反発しながらも、 有人は徐々に前を向き始める。 だが、突然の別れと残酷な真実が降りかかり・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年04月14日 07時08分05秒
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