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カテゴリ:国語
私立校は、2月に入ると入試の関係で休みが増える。
『休み』を満喫されても困る(といっても現実はTDRに行く生徒が多いのだが)ので、『休み用課題』をそれぞれ学校が課すのであるが、その中の課題に『読書感想文』が入っていたりすると・・・ 「読書感想文が書けません!」 あぁ、今年も言ってきたか! この時期と夏の風物詩みたいな感じ。 本読んだ? 「読みました。」 じゃ、書けるじゃん。 「えー、書けません。」 なんで。 「何書いていいのか解らないから。」 だってさぁ、いくつかある課題図書の中でこの本を選んだ動機とかまずあるでしょ(リストをわたし、『この中から選べ』ということが多い)。 なんでこの本を選んだわけ? 「ママが『この本おもしろいよ!』ってすすめてくれたから。」 で、おもしろかったわけ? 「全然」 ほら、書けるじゃん。 『おもしろいとすすめられて読んだけど、私には面白くありませんでした。』って感じで。 「『おもしろくない』って書いてもいいんですか。」 だってさぁ、『おもしろくなかった』んでしょ。『感想を書きなさい。』だから、『おもしろくなかった』が感想じゃん。 「えー、そんなんでいいんですか。」 『感想』なんだから、その『感想』をかけば良いのです。 じゃぁさぁ、なんで『面白くない』わけ? 「だって、今のこととはあまり違ってるから。なんか昔の話しなんですよ。」 じゃぁ、そう書けばいいじゃん。 『話しの内容が私にとっては、昔の内容だと感じて、何を言いたいのかよくわかりませんでした。』って。 ただ、どこで『昔の内容』だと思ったのか、のように、どうしてそう感じたのか、思ったのかを具体的にかかないとダメだね。 そうやっていけば、いっぱい書けるでしょ。 『読書感想文』と身構えるから難しいのであって、素直に感想を述べれば良いだけなんだけどなぁ。 『読書感想文』を書く際にとても参考になる本があるのだが、棚を探しても発見できず。 あれ?おかしい。(どうやら誰かに貸してそのままのようである) 仕方がない、本屋で買ってくるか。(まだ売ってんのかな?) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/02/20 06:06:20 PM
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