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テーマ:闘う!冷え性(480)
カテゴリ:メソセラピー
メソセラピーによる「むくみ・冷え性治療:メソドレーン」の治療効果が上がってきました
むくみ・冷え性は、一般診療ではなかなか「相手にされない症状」のひとつといえます 一般病院では、腎不全や膠原病、糖尿病など、むくみを起こす「疾患」の検査を行い、それがなければ「原発性:ようは原因不明」と判断され、これといった治療を行いません よくあるのは「利尿剤」を処方することです しかし、むくみの原因は、大きな病気でもない限り「体液側」の問題ではなく「血管・リンパ管」の問題です そちらの治療を行わなくては、しっかりとした効果を出すことができません 当院で行うメソセラピーによる治療(メソドレーン)は、機能低下を起こした部分(特に下肢)の動脈・静脈・リンパ管にアプローチし、それらを強化することによって症状を改善しようというものです 今まで、数多くのクライアントさんを治療してまいりました 治療効果の現れ方は ・1回目:直後より下肢の温かさを感じ、それが数日間(多くは3日)継続する ・2回目:治療効果が延長(多くは1週間)される ・3回目:下肢皮膚の「まだら模様」が改善されてくる。治療効果はさらに延長 ・4回目:夕方のむくみを感じなくなる ・5回目:皮膚カラーが改善、むくみがさらに現象、冷え性はほぼ解消 という経過をたどるようです 1~3回目までは「1回/1週~2週」の治療間隔 4~5回目は「1回/2週~3週」の治療間隔 その後は、症状に応じて「1回/1ヶ月~3ヶ月」となります 季節によっても変動はあるかとは思いますが、最近は「オフィスの冷房」による問題も多いようで、夏場にも強い症状を持つ人や、立ち仕事(CA、受付、販売員など)の長時間化も問題が多いようです 少なくとも、「運動不足、食生活」という問題だけに執着し指導するのではなく、女性の職場環境というものに目を向ける必要があると感じます お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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86歳の寝たきりの母ですが、両下肢の血行不良(車椅子に座ると、短時間で足首から先が真っ黒になる)と、ここのところ、甲のむくみも大きくなってきました。両方を回復させる名案はありませんか?
抗凝固薬は、1日あたり、プロサイリン6錠とアンプラーグ1錠をのんでおり、私が毎日病院へ行ってマッサージをしています。 足湯もやってみましたが、ベッド上でやると、太ももの付け根が痛いというのであきらめました。 今年2月ごろは昼間だけホッカイロを2枚履かせた靴下の片方に貼り付けて、寝る前に剥がす(低温火傷防止)ようなこともやってみましたが、効果は今一でした。 足を暖めるのはむくみ対策としてはどうなのでしょうか? 血行不良とむくみは個別に対策するしかないのでしょうか? (2007.11.18 19:26:04)
鈴木一廣さん
大変難しい問題ですね 一度診察してみないと何とも言えないというのが現時点のお答えに近くなってしまいます(申し訳ありません) 寝たきりでの血行不良は *静脈/リンパ管の循環障害 *下肢筋肉のポンピング作用低下 *下肢全体のコンパートメントによる圧迫(2次的障害) などによるものです 寝たきり状態のまま、完全に下肢循環障害を回復させるのは難しいとは思いますが、ビタミン/ミネラルのバランスコントロールは治療効果の有無に関係なく行うべきではないかと思います とくにマグネシウムのコントロールは重要です 高齢者の場合、骨粗鬆症の改善目的にカルシウム製剤を服用している場合が多いのですが、それによってCa/Mgバランスが崩れ、血管が過度に収縮している場合がおおいのです とはいいつつ、医学的な問題ですので、診察無しに無責任なことは言い兼ねます このようなお答えで大変申し訳ありません (2007.11.19 11:49:24) |