メソセラピーによるフェイスリフティング
医療現場で行われる「フェイスリフト」と聞くと「手術」と思うでしょう人の皮膚はなぜ歳とともにたるんでゆくのか?真皮層には「コラーゲンとエラスチン」という繊維があります簡単に述べると*コラーゲン:引っぱりに対する抵抗力。*エラスチン:のびた皮膚を元に戻すバネ力という役割を持っていますコラーゲンが劣化すると、張りのない間延びしたものとなり、エラスチンが劣化すると、引っ張った皮膚がなかなk元に戻らない状態になります「引っ張ればどんどん延び、すぐに元に戻らない」これが老化した肌の特徴ですフェイスリフトの手術は、肌を根本から若返らせた訳ではありません延びきってしまった皮膚を切り取って詰めているだけですこの手術の最大の難点は「エラスチンが延びきった状態で固定される」という点ですですから、写真でみると奇麗には見えるのですが、質感的には「ロウ人形の肌」のように感じるのです若い肌は「張りがあり、柔軟性があり、弾力がある」という状態ですそれを回復するためには「コラーゲンとエラスチンと保水成分」がキーポイントですこれらはすべて「繊維芽細胞」というものから産生されます老化とは「繊維芽細胞の機能低下」がもたらした現象なのです繊維芽細胞の老化は*活性酸素による劣化*紫外線による劣化*グリケーションによる劣化*外界毒性物質による劣化*栄養素バランスの悪化*細胞内水分量の低下*ホルモン、神経命令の低下などによって発生します当院で行う治療は「対症療法」ではなく「根本療法」です「延びてしまった皮膚を切り取って縮める」ではなく、皆さんが若かったころの細胞状態に近づける治療です肌状態(老化状態)によって*栄養素補充*保水成分補給*繊維芽細胞活性化*ホルモン補充(皮膚細胞のみへの)という「カクテル」を調合して治療を行いますこの治療は、「治療によって皮膚を治す」ではなく「細胞に力を与える」という治療ですですから「皆さんの肌を治すのは皆さんの細胞(繊維芽細胞)」というものですまだまだメソセラピーというものが勘違いされています本当のメソセラピーは「スローセラピー」であり「細胞医療の一つ」と考えるべきでしょう