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2024.10.04
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カテゴリ:保育園看護


10月に入り、インフルエンザワクチン接種開始をしているとこが増えましたね。
そして、今年から新しく痛くない予防接種フルミストも開始となり、取り扱いされている医院さんも見かけます。
従来の皮下注射のものとフルミストの比較なども加えながら、簡単にですが、書いていけたらなと思います。


★皮下注射のインフルエンザワクチンについて★

【目的や効果】
⚫︎インフルエンザ感染後に発症する可能性を低くする効果と、発症した場合の重症化防止に有効とされている。
⚫︎約5か月(3〜6か月と書かれている文献もあり)
効果が持続すると言われている。

【接種時期】
⚫︎インフルエンザは例年12月から3月頃が流行シーズンになります。
予防接種の効果が現れるまでの期間を考慮し、
10月から12月上旬までに、ワクチン接種を終えることが望ましいとされています。
⚫︎生後6か月から受けることが可能

【接種回数】
13歳未満   2回
13歳以上   1回
→13歳未満の場合、1回の接種だけでは十分な免疫ができず、2回接種のほうが、より高い抗体価の上昇が得られると言われている。

【2回接種の場合の間隔】
2〜4週間の間隔をあければ接種可能。
できれば4週間あけるほうが、より高い免疫の獲得が期待できると考えられている。

【免疫効果】
⚫︎予防接種1回目の場合
接種後からおよそ2週間後から現れる。
2回目の場合も、
接種後からおよそ2週間後から現れる。
2回目打つことで、
より強く、より長く免疫獲得が期待される。

【副反応】
⚫︎局所的な症状
接種した場所の赤み、腫れ、痛みなどが出現する。
通常2〜3日で消失する。

⚫︎全身の症状
発熱、頭痛、だるさが出現する。
2〜3日目まで続く。


★フルミストについて★
痛くないインフルエンザワクチン。
日本の厚生労働省では2023年に製造販売許可がおり、今年から正式に任意接種として可能となった。

【効果】
⚫︎インフルエンザの感染経路である鼻咽頭で免疫をつくるため、ウイルスの侵入を防ぎ、高い発症予防効果が得られる。
また、体の中に入ってきたウイルスを攻撃する。
⚫︎効果は1年くらい持続するとされており、季節はずれのインフルエンザにも対応可能。
⚫︎接種後2週間程で、効果は得られる。

【対象】
2歳以上19歳未満の健康な方。
接種できない場合もあるため、医師と要相談。

【方法】
⚫︎左右それぞれの鼻へワクチンをスプレーする。
1回で効果は得られる。
⚫︎国産不活化ワクチンとフルミストを、1シーズンに両方接種することも可能。

【金額】
うちの近所の医院は、8800円と書かれてありました。

【副反応】
接種後、30〜40%の方に、感冒症状がでることがある。


★皮下注射によるワクチン接種とフルミストとの違い★

⚫︎皮下注射の場合は、重症化予防効果は期待できるものの、感染自体を防御する効果は十分ではない場合がある。
フルミストは、従来の皮下注射によるものと比べ、予防効果が高いと言われている。

⚫︎皮下注射の場合は、ワクチン株が流行しているインフルエンザと株が異なる場合は、効果を発揮しない。
フルミストの場合は、生きたウイルスで免疫を作るため、流行しているインフルエンザ株が違っても、発症を軽症化させる作用がある。


みなさんが、
インフルエンザに、かかりませんように🙏






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最終更新日  2024.10.04 05:30:46
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