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深い深い意識の中で。 分離の幻影が消えていく。 すべての葛藤や喧騒が。 内なるすべての争いが。 日に溶かされる淡雪のように。 消滅していく。 外なる世界が、いかに内なる世界を反映していようと。 その反映さえ、幻影と知る。 幻影の海を泳ぎ切る。 一つに集約していく世界。 幻影からの目覚め。 人類全体ですら数百万年もの間、集団でこの幻影の海を泳いでいたのだ。 ごく少数の異なる選択をした人々を除いて。 それは善でも悪でも無い。 優れている劣っているでも無い。 それは体験だ。 貴重な体験を自らに課し、種族ごと選択していたのだ。 分離の海を泳ぎ、制限の枷(かせ)の中であがくことで始めて得られる体験。 でも・・・目覚めることを選べば、大きく道が開かれているこの時代。 それは選択と向かい合い方次第なのだ。 ただ「それ」なのだ。 そこに「あれこれ」はいらない。 その状態の時、完全な「生命」だけが瞬く。 絶対である「存在」そのものがそこにある。 一つの終局。 「答え」を生きる。 幻影の海を泳ぎ切ってたどり着くその場所で・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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